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女子ウケする「おもてなしキャンプ」とは? アウトドア苦手女子を誘い出すための心得を伝授します

キャンプを楽しむカップル

キャンプ嫌い女子を振り向かせるオトコの「おもてなし術」

 ちょっと気になる女性を誘ってアウトドアで盛り上がりたいと思ったら、キャンプが苦手と聞いてがガッカリ……。理由を尋ねてみると「虫が嫌い」、「日焼けするから嫌」、「汚れるのが苦手」などなど、キャンプ苦手女子の常套句がテンコ盛り。それでも諦めてはいけません。キャンプ嫌いを克服させるためには、自分自身がしっかりとホスト役に徹し、清潔でスマートなキャンプを体験してもらえば良いのです!

 空前のキャンプブーム禍ですが意外にもアウトドアが苦手な女性は多く、嫌う理由のひとつが「原始的」なイメージでしょう。虫がブンブンと飛び交い、直射日光にさらされた野原で肉を喰らい、テントのなかとはいえ地ベタに寝る……。確かにキャンプは原始的で野蛮に感じてしまう所業ではありますが、キャンプの魅力を理解してもらえないのは辛いことでもあります。キャンプ好きのなかには「そんな女、連れて行くなよ」という辛辣なご意見もあるでしょうが、ここではキャンプ嫌い女子を振り向かせ、キャンプの楽しさを共有するための策を「敢えて」考えてみたいと思います。

「紫外線対策して秋キャンプを楽しむ!」

 最初に女性をキャンプに誘うには、時期が重要になることを覚えておきましょう。女性にとって紫外線は大敵であり、美肌を大切にする女性にとって野外で過ごす時間は日焼けとの戦いになります。そんな女性を気遣い、灼熱の夏は絶対に避けるべきです。できればジリジリと肌を焼く夏ではなく、太陽の日差しが落ち着いた晩秋(または早春)を狙うのが得策でしょう。

 もちろん春や秋、冬であっても紫外線は強いので、対策を怠れば日焼けしてしまうので注意してください。テントサイトを設営する場合、しっかりと日陰が作れるようにタープの張り方にも気を配ることもお忘れなく。

「虫が集まらないサイト設営を心掛ける!」

 日焼けと同じく虫が活発になる季節もNGです。とくに蚊やブユが多い夏は男子でも厄介な季節ですから、できるだけ虫の少ない季節、または標高が高く虫の少ないキャンプ場を選ぶことが重要です。基本的に虫がいないキャンプ場は存在しませんが、標高の低い場所よりも標高の高いキャンプ場の方が虫は少なく、過ごしやすいことを覚えておきましょう。

 また、ランタンに虫が集まることを予想して、テーブル周りには虫が集まりにくいLEDランタンを用意して、さりげなく虫よけキャンドルを置き、オイルランタンを使用する際には、虫よけパラフィンオイルを使うのもおすすめです。

「おしゃれキャンプで非日常を彩る!」

 最近のキャンプはおしゃれなサイトが増えて「オトコが野営するイメージ」が薄れつつありますが、キャンプをしない人ほどキャンプに対して「汚い」というネガティブなイメージが先行しているのも事実です。まず、キャンプが苦手な女性を誘うには「おしゃれ」というキーワードは必須です。雑誌の特集やSNSなどを参考にして、キレイなサイト作りを心掛けましょう。基本的には流行の「グランピング」を目指すのがおすすめです。

 まずはプチ贅沢なサイト作りをテーマに、全体的な統一感を重視してください。イメージアップとしてフラッグや小物、花を飾って演出するのも良いでしょう。テント泊のときにはキャンプマットではなく、コットやエアベッドを使い「地面で寝る」というネガティブなイメージを払拭させるのも効果的です。キャンプに誘うとき、おしゃれなサイトの写真を見せて「こんな感じだけど」とイメージを共有しておくのも賢い方法です。その場合、事前にハードルを上げてしまうこともあり、写真に負けないサイト作りが求められます。写真を越えなければ「詐欺」と言われてしまう可能性があるので気を付けましょう。

「食事は雰囲気重視の彩りにこだわる!」

 豪快にBBQを楽しむよりも、キャンプが苦手な女子には野外で楽しむブランチやディナーの雰囲気を作ることが大切です。テープルクロスやカトラリーを使ったテーブルセッティングはもちろん、焼いたお肉を紙皿に“ドン”と載せるのではなく、しっかりとしたお皿を用意して、付け合わせやサラダで飾り、飲み物にもひと工夫を凝らして下さい。飲み物はクーラーボックスでキッチリと冷やしておき、食事の時にはワインやシャンパンなどを持ち込むのもおすすめです。

 料理や片づけをする際も、手伝いを強制するのではなく誘った男子が主導して行うこと。今回は「誘った女子をもてなすためのキャンプ」であって、ホストに徹することを忘れてはいけません。

「記憶に残るようなサプライズの演出!」

 キャンプが苦手な女子はキャンプに対して「何を持ってくるべきか」を理解していないことも多く、暑い、寒い、日焼け、汗対策などのホスピタリティを徹底的に対策しておきましょう。暑ければ帽子やサングラス、充電式のサーキュレーター、寒ければブランケットや予備のアウター、日焼けにはSPF/PA数値の高い日焼け止め、汗対策にはボディシートや冷たいタオルを用意しておき、何気なく差し出すスマートさが重要です。

 そして、もっとも重要なのがサプライズ。これは物質的なプレゼントではなく、心に残る美しい夕日や星空を見てもらうサプライズのことです。都会での生活では味わえない絶景は、キャンプの魅力を強く印象付けてくれるはずです。意中の女子を誘うためには、景色の良い場所や時間、天候をしっかりと調べておきましょう。

【まとめ】キャンプ嫌い女子には「汚い」を一掃することが大切!

 キャンプが嫌いな女性は「汚い」というイメージを持っているため、灰が降り注いだ料理やブンブンと虫が飛び交うテーブル、汗臭いシュラフ、お風呂に入れない、シャワーを浴びることができない……などのネガティブさが頭に浮かんでしまうようです。その反面、グランピングには目を輝かせたりするのですから、やはり目指すべきは「衛生的」かつ「快適」、そして「ゴージャス」なキャンプになることは間違いありません。

「そこまでして……」と思う人も多いとは思いますが、そこまでしてでも意中の女性とキャンプを楽しみたいと思ってしまうのが「男の悲しい性」なのです。ただし、この記事を読んでキャンプ嫌いの女性を誘って“撃沈”したとしても、当方では責任を負いかねますことをご了承ください。

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