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レクサス新型「IS500」は「IS F」の再来なるか!? 自然吸気V8をいまリリースするレクサスの英断に拍手!

ボディサイズ(プロトタイプ)は全長4760×全幅1840×全高1435mm。IS350より全長が50mm長い(写真はすべて海外仕様)

かつての「IS F」を彷彿させる大パワー

 レクサスのスポーティなコンパクトFRセダン「IS」。その5L V8自然吸気エンジンを搭載したハイパフォーマンスモデル「IS500」が、国内に導入されることとなった。大排気量自然吸気エンジンの加速とサウンドが、レクサスのコンパクトセダンで再び味わえる日も近い。

人気のコンパクトFRセダンに追加される5L V8搭載モデル

 レクサスのコンパクトFRセダン「IS」に最高出力481psの5L V8自然吸気エンジンを搭載した、IS500の国内導入が決定した。

 現行のISは2021年にモデルチェンジ。ニュルブルクリンクを参考にしたというトヨタの新しい下山テストコースで走りを鍛え上げ、レクサスならではの走り味(Lexus Driving Signature)を追求したスポーティなFRセダン。2021年の国内販売台数は1万台を超える人気モデルだ。

 今回、国内に導入されるIS500には、従来からのスポーティグレードであるF スポーツパッケージの仕様に加え、さらなる改良が施されたF スポーツ パフォーマンス パッケージを設定するという。

 北米市場などではすでにラインナップされているIS500だが国内導入にあたり、かつてのIS Fかのような、さらなるハイパフォーマンスなスポーツセダンに仕立てられているのがポイントだ。

大排気量に合わせて各部も変更

 搭載される5L V8エンジンは最高出力481ps/最大トルク535N・mを発生、自然吸気らしい伸びやかな加速や、官能的サウンドを実現した。

 エンジンに合わせて、AVS(減衰力可変ダンパー)やEPS(電動ステアリング)をチューニング。リヤにはヤマハ製パフォーマンスダンパーも装着し、優れた乗り心地と操縦安定性を備えたという。また、ブレーキは大径ブレーキローター(フロント/356mm、リヤ/323mm)を備え、ハイパフォーマンス モデルにとって重要な制動力の向上を得ている。

 エクステリアはV8の存在感を感じさせるエンジンフードや4連エキゾーストマフラーなどを装着し、迫力のスタリングに。インテリアもFスポーツ専用のウルトラスエードを用いた、スポーティな仕立てとされた。8インチの液晶メーターには専用のオープニング画面が表示されるなど、オーナーの心をくすぐる演出も用意されている。

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 なお、国内導入にあたり、まずは専用19インチ鍛造アルミホイールやブラック塗装のドアミラーなどを備える特別仕様車「IS500 Fスポーツ パフォーマンス ファーストエディション」を販売。500台の限定となり、2022年8月25日〜9月15日に販売店で受付けが行われる。通常モデルの販売は今年の冬以降を予定しているとのことだ。

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