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ポルシェ純正ルーフテントで「911」もキャンプ可能! 「タイカン」「マカン」など現行車種に装着可能な本格テントとは

展開時のサイズは長さ258cm×幅257cm×高さ118cm

ポルシェ純正のルーフテント

 純正アクセサリーのポルシェ テクイップメントから、911などのルーフに取り付けることができるルーフテントが登場。違和感のないスタイルで、愛車のポルシェと一緒にアウトドアを満喫できる装備だ。

日本では法規上スピードに関する問題はなし

 現行型の911、マカン、カイエン、パナメーラ、タイカンに装着可能なこのテントは、ヴァイザッハの開発センターと商業デザインなどを行っているスタジオF.A.ポルシェが共同で開発したもの。

 テントはスポーツカーのスタイルに負けないスタイリッシュなハードケースに収められおり、130km/hまでの速度に対応しているので、見た目も移動も問題なし。

 また、取り付けもルーフレール装着車はもちろん、911のようにルーフレールがなくても装着可能なのがポイントだ。ただし、ルーフレール付きでは約190kgとなる耐荷重が、ルーフレールなしの場合は約140kgとなるので少し注意が必要かもしれない。

 キャンプ場での“設営”は簡単。ケースサイドのラッチを外し、2本のダンパーを備えたケースのフタを開くことで、そのままテントの展開が終了する。後は折り畳み式のハシゴでサイドを固定し、テント内の屋根を付属の棒で固定すれば完成だ。

 マットレスが敷かれたテント内部のサイズは210cm×130cmと、定員2人のテントとしては十分な広さをもつ。壁には通気性のある素材を採用し、レインカバーも用意。側面に2カ所の窓と天窓まで備え、快適に過ごせる仕様となっている。また、普通のテントより高い位置なので、眺望を楽しみつつくつろげるのも魅力であろう。

911でアウトドアがこれからトレンドに!?

 本国ポルシェ販売パートナーでの販売価格は、4980ユーロ(約71万円)、デリバリーは2022年11月を予定しているとのこと。道中は爽快な走りを楽しみ(多少抑え気味に)、目的地では愛車のポルシェでアウトドアを満喫というスタイルが人気となる日も近いかもしれない。

 ちなみに、ポルシェ テクイップメントはディーラーで装着することができる、後付けでカスタマイズするための幅広い純正アクセサリーのこと。スポーツカーブランドながら、アウトドアで活躍するグッズも用意している。なお、テクイップメントはテクニカル エクイップメントの略とのことだ。

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