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キャンピングカーをDIYで自作できる!? 「バンライフ」のためのシェアガレージ「Mobi Lab.」とは

木工工具や電装系工具も借りられる

キャンピングカーの実作業と体験ができる空間

 キャンピングカーのレンタルやカーシェア、車中泊スポットの予約プラットフォーム事業を展開し、新たなライフスタイル「バンライフ(VAN LIFE)」の日本での普及に努めている「Carstay(カーステイ)」。同社は2022年10月3日、一般ユーザーが愛車をキャンピングカー仕様に改造・自作するための「DIYスペース」と、工具レンタル可能な「シェアガレージ」などのサービスを提供するバンライフ・ガレージ「Mobi Lab.(モビラボ)」を横浜市にオープンした。

日本の「バンライフ」文化の中心拠点を目指す

「バンライフ(VAN LIFE)」とは、荷台スペースが広いクルマ「バン」やキャンピングカーを家やオフィスなどのように作り変え、クルマを旅行・働く・遊ぶ・暮らすの拠点とする新たなライフスタイル。Instagram草創期の2011年、アメリカのフォスター・ハンティントンという若者がVWバナゴンで放浪の旅に出て、ハッシュタグ「#vanlife」で各地のバンライファーを紹介した活動がヒットし、今や世界的なムーブメントとなっている。

 これまでウェブ上でキャンピングカーなど車中泊仕様のクルマに特化したカーシェアや、車中泊スポットのシェアサービスといったプラットフォーム事業を展開してきたCarstayは今回、キャンピングカー/バンライフの実作業と体験ができる空間「バンライフ・ガレージ」として新事業「Mobi Lab.(モビラボ)」を開設。バンライフの体験や、キャンピングカーの自作・改造を支援していき、将来的にはモビリティを通じた未来の旅・仕事・暮らし「バンライフ」をより深く体験でき、日本のバンライフの中心拠点になるよう取り組んでいくという。

場所と工具を借りてDIYカスタムできる「シェアガレージ」

 今回横浜市内にオープンしたMobi Lab.で提供される「シェアガレージ」は、ハイエース、キャラバン、エブリイなどユーザー自身のバン型車両を、キャンピングカーなどの車中泊・バンライフ仕様に自身で改造・自作するためのスペースをレンタルするサービス。クルマだけでなく工具や木材などを持ちこんで改造作業を行えるだけでなく、キャンピングカー製作に長年携わってきたMobi Lab.スタッフから無償でアドバイスを受けることも可能だ。

 利用料金は1日5000円(税別)、5日1万5000円(税別)、10日2万5000円、30日5万2000円(1日最大7時間)となる。丸鋸、ジグソー、サンダーなど、キャンピングカー製作で必要となる木工系工具、電工ペンチや電気テスターなどの電装系工具、インパクトドライバーやスパナなどの基本的な工具、コンプレッサーなど、キャンピングカーの改造・自作に必要な工具をレンタルできるのも大きな特長となっている。

「キャンピングカーなどは高額なため、自分でクルマを車中泊仕様に改造したいが、作業する場所もないし、工具一式の購入も費用がかかる」、「キャンピングカーの納車に1〜2年も待てない」など、増加するキャンピングカーやバンライファーの需要に応えるのがMobi Lab.の趣旨というわけだ。

取り付けや修理から交流会まで多角的にバンライフをサポート

 ほかにもMobi lab.では、メーカーや車種を問わないキャンピングカーのメンテナンスや修理、バンライフのためのパーツの取り付け、キャンピングカーの体験や予約、キャンピングカーに特化したCarstayのカーシェアの登録や写真撮影の代行作業、そして、バンライファーやバンライフ体験をしたい人たち向けの交流会など、様々なサービスを提供。順次、サービスを拡充していくとのことだ。

 バンライフや車中泊に憧れつつも敷居が高く感じていたバンライファー予備軍も、実際に車両を見たりオーナーの生の声を聞いたりすることで自分なりのスタイルのバンライフをヒントを得ることができそうだ。

【Mobi Lab.概要】

■運営会社:Carstay株式会社
■住所:神奈川県横浜市旭区東希望が丘15番1
■最寄駅:相鉄線 希望ヶ丘駅 (徒歩約10分)/二俣川駅(徒歩約15分)
■公式HP:https://carstay.jp/ja/mobilab/

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