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わずか40万円ちょっとで木製キャンピングトレーラーが手に入る! 2名就寝にキッチン付きのオシャレDIYキットとは

米国のCLC Teardrop Camper

ミニマムなパッケージに十分な居住性を詰めこんで重さはたった114kg

 欧米でよく見かけるトレーラー式のオートキャンパーは憧れだけど、日本じゃある程度の重量(750kgまで)を超えると牽引免許が要るし、夢のまた夢だよな……なんて考えてる人はちょっと待った。本場アメリカでは重量たったの250ポンド(約114kg)にもかかわらず、2名が寝られるスペースにキッチンや収納スペースまで備えていて、DIY組立が可能、しかも美しい流線形のお洒落な外観で、たいていの200ドル以下の安価なフラットベッドに載せられて引けるという、良いことづくしのキャンパーが存在する。それがこの「CLCティアドロップ・キャンパー」だ。

米国のボート職人がノウハウを投入して開発

 CLCとは「チェサピーク・ライト・クラフト」の略で、アメリカ東部はヴァージニア州とメリーランド州あたりを拠点とするカヤックやミニボートのビルダー。スモールハウス、スモールカー、スモールボートのファンだというデザイナーのジョン・C・ハリスがある日、ボート造りのノウハウをティアドロップ形状のキャンパーに応用できたら、テントよりずっと快適で既存のキャンパーよりずっとコンパクト、ミニ・クーパーでも牽引できるようなコンパクトで使い勝手のいいキャンパーを作れるのでは? と考えた。そもそも既存のキャンパーでは最小サイズを選んでも、大きめのSUVで牽引しないと燃費でほぞを噛むはめになるのが、大の不満だったそうだ。

 ティアドロップ形状のキャンパーをDIYベースで作り、好みのオプションを足していけるという発想は、アメリカでは1930~40年代からあったが、素材や組立品質がチープで辛かったとか。でも今の素材や技術で作れば、そしてボートやカヤックで培われたCLCのノウハウがあれば? という思いに至ったのだった。

大人2人が寝られる空間とキッチンも備える

 結果はご覧の通り、なるほど船体を逆さにしたようなボディラインは合板とはいえ、たしかに流線形。大人2人が寝られるよう1.5m×2mのエアマットレスを中心にデザインされている。ボディシェルの両側に乗降ドア、そしてキャンパー内で寝ころんだ際の足元にはスクエアで使いやすいラゲッジ兼キッチンとなるハッチが備わる。室内には当然、DC12V電源も引けるので、各種充電や送風ファンなど家電も使える。着いた先でテントを広げる必要もなく、すぐアクティビティを展開できるので、キャンプ先で比べるべくもない快適さだとか。

設計図だけ購入して日本でDIYで組んだ猛者も!?

 気になるボディワークは、コンピュータで精密設計された船舶用合板で、継ぎ目を合わせてボンド付けする際にはエポキシやファイバーグラステープで補強される。ボディ外面もファイバーグラスで表面コーティングされ、対候性や耐久性を高めているとか。オプションでは、ルーフラックや折り畳み式ステップなどのパッケージが選べる。

 しかもベースキットは約3000ドル(約42万円)程度。あるいはウッドパーツのみのキット、成型モールドのみとか、設計図とマニュアルまたは紙資料どちらか一方だけといった、バラ売りも可能となっている。ちなみに日本でも、設計図だけ入手してウッドパーツは自前で用意して組んだ、そんなツワモノによるティアドロップ・キャンパー目撃談もある。自らの腕前に応じて、チャレンジしてみてはいかがだろう。

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