アウトドア好き憧れウィリスMB譲りの専用ミリタリーグリーン
ステランティス・ジャパンはJeep®「ラングラー アンリミテッド スポーツ ’41 エディション」を9月13日（土）より全国の正規ディーラーで150台限定発売します。ジープの原点である「ウィリス（Willys） MB」にインスパイアされた専用ミリタリーグリーンを採用し、フェンダーやリアウインドウの特別デカール、「One of ’41」バッジを装着した魅力的な本格オフローダーです。
軍用ジープテイストが現代のラングラーで蘇る
ジープブランドは、1941年に誕生した軍用車両を起点に「自由」「冒険」「本物」「情熱」を掲げ、現在に至るまでその精神を継承している。今回の「ラングラー アンリミテッド スポーツ ’41 エディション」は、その原点へのオマージュであり、ブランドの歴史と哲学を色濃く体現するモデルとなっている。
ジープブランドのルーツに敬意を表した専用ボディカラー「ミリタリーグリーン」が最大の特徴の同モデル。この色は、ジープの歴史に欠かせないモデルのウィリス MBを象徴し、大地や緑地に馴染む無骨さと深みを併せ持つ。アウトドアシーンで自然に溶け込み、ジープが掲げてきた「どこへでも行ける。何でもできる」という精神を具現化したカラーリングだ。
さらにボディには山頂へと続く等高線や山の稜線を走るウィリス MBのシルエットをあしらったデカールが、フロントフェンダーおよびリアウインドウに採用。左サイドにはOne of ’41と刻まれた特別バッジを装着し、限定モデルであることを際立たせている。これらデカール、バッジ類ははすべて転写式ステッカーを採用している。価格がベースモデルの「Wrangler Unlimited Sport」と同一の789万円に据え置かれている点にも注目だ。
【AMWノミカタ】
ラングラーはウィリス MBの直系の子孫として、そのルーツに敬意を表した「ミリタリーグリーン」の限定車を発売した。1941年に誕生したウィリスMBがその後に与えた影響は大きく、戦後の軍民転換で民生用ジープとして生まれたのがCJ（シビリアンジープ）で、後のYJ、TJラングラーへとつながる
また、朝鮮戦争での需要のため三菱重工業がノックダウン生産でウィリスを製造したという記録や、ランドローバーが1947年に製造した農業用多目的車の試作車にウィリス MBのシャシーが流用されたという話も残っている。
1941年から約36万台製造されたウィリス MBは単なる優秀な軍用車ではなく、今日のSUVの基盤を築いたクルマと言っても過言でない。ミリタリーグリーンをまとった「Jeep® ラングラー アンリミテッド スポーツ ’41 エディション」にはそんなブランドの歴史と誇りが込められているように感じる。