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東京オートサロン2016 富士&鈴鹿をターゲットに開発したR35GT-R

4.3L→3.8L→4Lと排気量を変更し
進化する「ウイングタケオ」のR35

RH9グループの「ウイングタケオ」が展示するのは日産R35GT-Rのサーキットタイムアタック仕様。
元もとストリート向けであまり過激なことはしない予定だったが、作り始めたらやはりタイムアタック仕様になってしまった、と竹尾代表が語る。

エンジンはノーマルと同じ3.8リットルのままに、HKSのピストンコンロッドで強化し、JUNのカムを採用。タービンはトラストTD06-25Gに変更。これで1000psを絞り出し、富士スピードウェイでは1分45秒台を出しているという。

以前TRUSTの4.3リットルを試したが、パワーを出し過ぎるとスリーブが割れるトラブルが出たという。現在、既に4Lキットを組んだエンジンがあり、今後はそれをR35GT-Rに搭載する予定だという。
さらに現在使用しているヨコハマアドバンA08Bの特性が掴めていないので、それも含めてサスペンションを煮詰め、40秒台前半のタイムを目標としている。来冬にアタック予定とのことなので、タイム更新に注目したい。

(レポート:GT-R Magazine編集部・石田)

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