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見た目はおとなしめ! 1200馬力の怪物エンジンを搭載するスカイラインR32GT-Rとは

NOSシステムも搭載

「大阪オートメッセ2016」で1台だけ! 日産R32スカイラインGT-Rを展示したのがクラブRH9の「エンドレス」だ。

ボンネットに大きく貼られたエンドレスのロゴステッカー以外はかなりおとなしめの印象だが、じつは強烈なモンスターだ。

ドラッグ仕様のこちらは、2.7Lに排気量アップされ、HKSの鍛造ピストン、H断面コンロッド、1000ccインジェクター、オリジナルサージタンクなどでエンジンをフルチューン。1100psを発生する!

さらにNOSシステムも搭載していて使用すれば1200psに達するのだ。0-400mのタイムは実測で9秒フラット程度、完璧なアタックができれば8秒7〜8が出るというからどのぐらい凄いかがわかるだろう。

 デモカーが装着する新形状のフロントリップに注目

さらに3台の日産R35GT-Rも展示。一見ニスモに見える日産R35GT-Rは、ニスモチックにドレスアップしたマシン。オリジナルのカーボンディフューザー、KansaiサービスのGTウイング、トップシークレットのサイドディフューザーなどでエクステリアを構成。

現在は600ps程度のストリート仕様だ。 ENDLESS-R35 VerⅢと名付けられたガンメタのR35はオーナーカー。エンドレスのデモカーを目指して作り込まれた1台だ。

HKSの鍛造ピストン、H断面コンロッド、カムシャフト、トラストのTD06SH-20Gタービン、1300ccインジェクターなどでチューニングされ、800psを発生する。

そしてシルバーのR35は、ENDLESS-R35 VerⅡと呼ばれるエンドレスのデモカーだ。HKS製の鍛造ピストン、H断面コンロッド、カムシャフト、GT800タービンキット、900ccインジェクターで800psのエンジンに仕上げた。

足まわりは、純正の減衰力調整スイッチに対応したエンドレスオリジナルのダンプトロニック対応車高調で、ソフトモードに設定すると2014年モデルのノーマルモード程度の快適性が得られるという。

イベント後にはすでに発注済みだというネココーポレーションのトランスミッションに載せ替える予定とのことだ。

こちらのデモカー、注目は形状を変更してきたフロントリップ。ガンメタのR35とじっくり見比べてほしい。

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