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「ど派手!」ドレスアップカー9台・NAGOYAオートトレンド

これが名古屋流!?印象的なクルマが多い

2月27〜28日に愛知県のポートメッセなごやで開催されている「NAGOYAオートトレンド」は、中部・東海地区最大級のカスタマイズカーイベントだ。
このイベントの展示車を見て回っていると、大阪府で開催した大阪オートメッセとはひと味違う、派手なクルマが多いことに気がつく。名古屋の象徴のひとつである「金のシャチホコ」のマインドは、ドレスアップにも共通するところがあるのだろうか?
そんなNAGOYAオートトレンドから「派手クルマさだけで選んだ9台」を紹介しよう。

 

未来的なマットクローム・ラッピング

ENERGY MOTORSPORT
BMW i8

BMWの正規輸入中古車をベースにオリジナルエアロやホイール、マフラーなどを装着してコンプリートカー販売をする「ガレージエブリン」。BMW・i8という珍しさ、エアロパーツのデザインもさることながら、マットクロームのラッピングに注目! クロームのラッピングシートを装着したあとマットコートを施し、このカラーリングを実現している。

ENERGY MOTORSPORT
BMW ActiveHybrid 3

同じく「ガレージエブリン」のBMW・ActivHybrid 3。3シリーズ用エアロパーツを纏い迫力のフォルムを実現。さらにガレージエブリンのオリジナルブランド「ENERGY MOTORSPORT」のホイール、マフラー、サスペンションを装着する。


これはマッハ号?ラメ入り塗装を随所に施す

ガレージ八幡
マツダRX-7

愛知県のチューニングショップ「ガレージ八幡」のマツダRX-7のデモカー。アニメ「マッハGoGoGo」のマッハ号を彷彿させるオリジナルボディキットは、フェンダーデザインに合わせボンネットのカタチを決めたという力作。
ボンネットのエアアウトレットやフロントリップはピンクラメ、エアロドアミラーやサイドステップのくぼみにブルーのラメを配色。そのほかリヤフェンダーにも配色を施す。外観だけでなく、トラストTD07 25Gタービンを搭載し、きっちりチューニングしているところはさすがガレージ八幡だ。

歌舞伎役者の隈取りをイメージしたカラーリング

ガレージ八幡
トヨタ86

ガレージ八幡のブース奥にひっそりと、しかしただならぬなオーラを放っていたトヨタ86。
片側6cmワイドというフェンダーを装着した幅広いボディキットを装着していることもあるが、そのオーラを感じさせるのはカラーリングだ。
森田代表自ら「歌舞伎をイメージして塗装した」というだけあって、目元(ライトまわり)はほんのりとワインレッドに塗装されているその様相は、まさに歌舞伎役者の隈取り。さらにボンネットのダクトまわりやリヤウイングなどにも、同様に角度によって見え隠れする彩色を施している。
エンジンは、トラストTD06 20G L2タービンを搭載しパワーアップ。インタークーラーをVマウントする。


15万円のスワロフスキーを装着したヘッドライト

ガレージデュアル
トヨタ180系クラウン

目が覚めるような鮮やかなイエローにオールペンされたトヨタ・クラウン。
ミツルパワーの日産S15シルビア用バンパーとクラウン用エアロをニコイチして装着。フロントのアンダーパネルは、トヨタ・チェイサー用のエアロをさらに加えているというのだから驚き。そのフィッティング精度の高さと優れたデザインセンスを感じさせる。リヤウイングは、クールレーシングのスワンネック。これがまた、アルティスの彫刻(エングレービング)塗装を施されている。

久しぶりのイベント展示のためにエアブラシを施す

ガレージデュアル
トヨタ180系クラウン

ピンクのボディカラーが印象的なトヨタ180系クラウン。ガレージデュアルのデモカーで、久しぶりのイベント展示だという。黄色いクラウン同様、このクルマもミツルパワーの日産S15型シルビア用エアロとクラウン用エアロのニコイチで作られたエアロで武装。キャンバーを付けた足まわりが、ドリフト車両も製作する同社のイメージをアピールしている。

ガレージデュアル
レクサスIS250C

オープンボディのレクサスIS250Cをベースとするドレスアップカーはミツルパワーのデモカー。ガレージデュアルのブースを盛り上げるために友情出演という感じで展示されていた。
走れるシャコタンを製作するミツルパワーらしい絶妙の足まわりとボディの組み合わせだ。

16cmワイドフェンダーで全幅2.2m

Forte
シボレー・コルベット

マッチョなフォルムに変身させるボディキットを装着するのは、ホイールやエアロを製作、コンプリートカーの販売をする「フォルテ」のシボレー・コルベット。
その出幅は、フロントフェンダー12cm、リヤフェンダー16cm。つまり左右で32cmもワイドになっているわけだ。それでも、流麗なつながり感のあるラインは、純正ヘッドライトとリヤコンビネーションランプとのマッチングに一切の違和感はない。
装着するFORGIATOのホイール&タイヤ・サイズは、フロント10.5J×21(255/30R21)、リヤ12J×22(315/25R22)と、これまた驚愕のサイズだ。

走れるシャコタンに秘められたセッティング

ミツルパワー
トヨタ86

クルマの姿勢にこだわる「ミツルパワー」が展示するトヨタ86。艶やかなイエローのボディと低いフォルムに目を奪われてしまうが、じつは前後のオーバーフェンダー、タイヤサイズと銘柄、ホイールのリム幅など、すべてが計算し尽くされ作り上げられている。
エアサスではなく、車高調整式サスで極めるフェンダーとホイールのギリギリクリアランス。
引っ張りタイヤとなっているホイールのすき間は、サスペンションがストロークしたときにフェンダーが滑り込むためのもの。ミリ単位でサスペンションアームも含めたセッティングが施された、まさに走れるシャコタンなのである。

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