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トヨタ30系プリウスのステアリングスイッチを交換

補修とカラーコーディネイトが同時にできる!

トヨタ30系プリウスのオーナーを悩ませるステアリングスイッチのベトベト問題。これはパーツの劣化が原因だが、「オーサムジャパン」はそんな問題を解決する交換式ステアリングスイッチを開発した。
しかも、カラーコーディネイトできちゃうというスグレモノだ

先代モデルとなる30系プリウスの純正ステアリングスイッチは、車両の保管状態によっては経年劣化や進むと表面がベトベトに変質することがある。
そうなるとスイッチを触るたびに指にくっつく感じとなり、かなり不快。

そこで、プリウスのパーツ開発を得意とする「オーサムジャパン」から、30系プリウス&アクア用のステアリングスイッチが発売された。
注目のポイントは、スタンダードなブラックやグレーだけでなく、レッドやブルーなどの鮮やかなカラーが用意されていること。つまりこのパーツは補修に加えて、スイッチ部分をカラー化してドレスアップできるというスグレモノなのだ。
しかも、1台分3240円(1個1620円)とリーズナブルな価格。これで交換しない理由は見つからない!
もちろん、お店で作業してもらうのがベストだが、今回は交換過程も写真に収めてみた。 

カラーラインアップは全部で10色。矢印の部分は純正と同様に夜間には照明の光を透過するため、操作性もバツグン!
ちなみに今回はレッドでコーディネイトしている。真ん中の写真はオーサムのステアリングカバー(¥2,052)とシリコンキーケース(¥972)でコーディネイトした例。白い車両は今回のベース車両となった30プリウス。オーサムのエアロを装着

パーツ装着の仕組みを紹介

※ここでは取り付け手順を追っていますが、個人がDIYで作業する場合は自己責任で行ってください。

使用する工具はマイナス&プラスドライバー、マイナス&プラス精密ドライバー、ビニールテープ、ニッパ、めがねレンチ、タイラップ

1.まずは準備!

作業前にまず、めがねレンチでバッテリーのマイナス側のケーブルを取り外す。
そして内装の保護のために小さめのマイナスドライバーにビニールテープを巻く

2.エアバックを取り外し

ステアリングの横のカバーにある長方形の穴から小さめのマイナスドライバー(先ほど先端にビニールテープを巻いた)を入れ、手前に起こすように取り外す。

中サイズのドライバーで、カバー内上部の針金状のロックを奥に押して左右ともに解除。

その針金状のロックを解除している様子。これでエアバックが外れる

センターのエアバックのカプラーは、マイナスドライバーで黄色のツメを上に起こしてロックを解除。
ステアリングに繋がる金属製のカプラーは、真ん中を指で押してロックを解除。
これでステアリングとエアバックが分離する。 3.ステアリングスイッチのユニットを外す

ステアリングの土台に留まる四隅の4つのネジをプラスドライバーで外す。続いてスイッチからステアリングに繋がる白いカプラーを外す。ロックは上側。指で下に押すとカプラーのロックが解除。カプラーをもって、手前にゆっくり引っ張る。ここまで分解できると左右各スイッチユニットを手前に引っ張るとステアリングから外れる

スイッチユニットの分解はまずは右側から。そのスイッチユニットから伸びている配線をまとめているタイラップをニッパでカット。

スイッチユニットの精密ドライバーでプラスネジを外すと、黒いカバーが外れる。溝に沿って配線を外すとカバーがとれる

4.基盤を外してスイッチを交換

細長い基盤を留めているネジを外す。その基盤を外すともう一枚四角い小さな基盤があって、その基盤の下にある白い樹脂を留めているネジもドライバーで外す

四角い基盤を裏返すと純正のスイッチが出現。表面はゴムなので、カンタンに外れる。そうして同じように新しいスイッチを重ねれば、入れ替えが完了。今度は逆の今までとは行程で組戻していく。
スイッチユニットを組み戻し、タイラップでケーブル類を再び結束する

左側のスイッチユニットはその裏側にあるカプラーのツメを起こすとカバーが外れる。あとは右側と同じ

ステアリングスイッチボタン●¥1,620(1個)
カラー:ブラック、ブラウン、レッド、オレンジ、イエロー、グリーン、ブルー、ピンク、ホワイト、グレー
対応車種:アクア、30プリウス、プリウスα(左側のみ対応)

問オーサムジャパン TEL06-6858-8899 http://awesome-japan.jp/

(レポート:ワゴニスト編集部・遠藤)

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