安価なLPガスを搭載する燃料タンクを追加
ガソリンとの併用で航続距離は1600km!
30型プリウスのエンジンをガソリンとLPガスの2つの燃料を使えるバイフューエル方式を採用し、究極のエコカーといえるトヨタ・プリウスを「ケイテック」が製作した。もちろんモーター駆動もそのまま備えている。
じつは、このクルマ。自動車雑誌”WAGONIST”で取材したエアロパーツなどを販売する「アバンツァーレ」のデモカー。ドレッシーにキメたクルマがエコなバイフューエル仕様なんてのもツウである。
つまり、ひとつの内燃焼機関(エンジン)に複数の燃料(ガソリンとLPガス)を用いたバイフューエル方式なのだ。
バイフューエル方式にするメリットは、店頭売りで1リットルあたり80円前後と安価なLPガスを使えること。また、ガソリンとの併用により、航続距離をイッ気に伸ばすことができる。
燃料コストの削減(約4割)ができるうえ、パワーもガソリン車と大きく異ならない。さらに有害物質の排出を抑えられるなど、数多くのメリットがあるそうだ。
ちなみにLPGの注入口は、プリウスではリアバンパーの左側面。フタを開けるとLPガス用の注入ノズルが顔を出し、正真正銘のバイフューエルってことがわかる。
なお、LPGハイブリッドの価格は、30型プリウス用が39万8000円。取り付け工賃は約15万円ほど。タクシーや軽貨物など、走行距離の多い法人からの発注が中心だが、長距離通勤といった個人ユーザーからの依頼も増加中だという。
現在、プリウスやハイエース、プロボックス、ノートなどにも『LPガスハイブリッド』を設定する。
ケイテック TEL0120-596-883 http://k-techcorp.com/
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