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ドレスアップを生業としている人が乗るクルマとは

VIPセダンのプロの知識と経験
それを全力で愛車へと注ぎ込む

セダン系ドレスアップショップを仕事とする彼らの愛車は?
毎日、どっぷりとVIPセダンに浸かっているだけあって、知識量も経験値も半端じゃない。
だからこそ、大いに気になる。彼らは一体、どんなクルマに乗っているのだろうか。
そして、どんなコンセプトで、どんな思いでイジっているのだろうか。
敏腕5ショップのオーナーおよびスタッフの愛車をピックアップ。
業界関係者が操るVIPセダン。奥深いプロの流儀。
彼らが見せつける世界観はやはり、ひと味もふた味も違うものだった。

トヨタ18クラウン/TOMOKI TABEI(P’s)18クラウンに、誰よりも早く210クラウン後期のグリルを移植した車輌。ヘッドライトの中身も、210後期用を使っている。ボディカラーは210後期純正の紅(クレナイ)を採用。室内はサッカー日本代表のサムライブルー仕様になっている。

インフィニティM35/KENGO NAKAMURA(KEN’S FIELD)日産の高級車ブランド『インフィニティ』のM35は50系フーガの北米仕様。それをベースにフル51フーガ仕様に仕立てた一台。あまりの違和感のなさに、その事実に気が付かない人が多い。ロリンザーRSK6のホイールにも注目。

トヨタ40系ソアラ/YOSHIHISA WADA(OLIVE)パッと見は大人仕様。しかし、屋根を開ければ真っ赤なレカロがお目見えし、アクセルを踏めば、トヨタ80系スープラの2JZ型エンジンがうなりを上げる。そしてBBS LM-Rホイール×ブレンボ・ブレーキの最高コンビが収められている。

日産F50系シーマ/HIRONORI TANAKA(CK COMPANY)CKカンパニーの若き職人が手掛けた一台。フロントはAMG GT Rをモチーフにワンオフ。ヘッドライトはメルセデス・ベンツCLAを意識して作りかえ。NSX風ダクト入りのボンネットもポイント。もちろん、抜かりなく内装にも手を入れている。

トヨタ16アリスト/SAYURI SUGIMOTO(CUSTOM PROJECT 2300)

女性オーナーが操る16アリスト。ブリスターはBMWのコンセプトカーであるM9のボディラインをイメージ。鋭いフィンを設置したボンネットにも目を奪われる。トヨタNXの角型プロジェクターをあしらった、ヘッドライトも絶対必見。

このような強者揃いのショップスタッフ&オーナー。
そのなかからVIPスタイル5月号の表紙を飾ったのは、関東で大活躍中のピースの田部井サンのトヨタ18系クラウン。プロならではのドレスアップで、レベルに違いを見せつける一台だ。

VIPスタイル5月号
交通タイムス社

(レポート:VIPスタイル編集部)

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