サイトアイコン AUTO MESSE WEB(オートメッセウェブ)

「テイン」が6万円台のビギナー向け車高調を発売!

ミリ単位のローダウンを可能とする車高調
車種別セッティングを施しつつ低価格を実現

部品の点数を抑えることで、他を圧倒するリーズナブルな価格を実現した「テイン」の車高調整式サスペンション『ストリートアドバンスZ』と『ストリートベイシスZ』。
しかし性能は一切妥協せず、ミリ単位のローダウン機構とバランスの取れた乗り味により、車高調の魅力を存分に味わうことができる。

車高調整式サスペンションは、ローダウンアイテムの中では「一番人気」と言っても過言ではない。
特に最近主流のモデルは、全長調整式や幅広い減衰力調整機構は当たり前。きめ細かい車高調整機能以外の付加価値が非常に充実している。
しかし、とりあえず車高を落としてみたいドレスアップ初心者が、それらのスペックをフルに使いこなせるかと言ったら難しい。

老舗サスペンションメーカー「テイン」から発売された車高調整式サスペンション『ストリートアドバンスZ』と『ストリートベイシスZ』は、ローダウンしたいビギナーにベストマッチと言えるエントリーモデル。車高調整機能を備えながら、どちらのモデルもお手頃価格を実現。ベイシスZに至っては、何と6万円台という衝撃価格だ。シートは鍛造アルミ製。さらに車高調整時に起こるスプリングとの摩擦を軽減する、硬質樹脂製のスラストワッシャーを採用した。

ロープライスの秘密は、あえて主流の全長調整式ではなくネジ式を採用したこと。シェルケースとブラケットを別々に作る必要がないため、部品の点数を抑えてコストダウンに成功している。

アッパーマウントを開発せず、純正を流用する手法を選んだのも同様の理由から。とは言え、車高をミリ単位で調整する機能はネジ式でも十分堪能でき、純正アッパーマウントを使うことで静粛性も確保する。

アッパーマウントを純正ブッシュを使うため、それに準じてロア側のブッシュの素材は、大半はゴム製となる。異音やガタ付きの防止に効果を発揮する。

しかし安いとは言え、品質は全く落としていない。シェルケースは2コートの粉体塗装+焼き付け、ネジ部には独自の表面処理「ZTコート」を施工。そのためサビに強く、3年間の品質保証と固着保証も付く。アドバンスZは減衰力がリニアに変化する特殊バルブ、アドバンスニードルを採用する16段の減衰力調整機能付き。車内で減衰力を調整できる同社のEDFC(エレクトロニック・ダンピング・フォース・コントローラ)にも対応する。

もちろん乗り味も車種ごとに煮詰めており、ユーザーがローダウンとホイール変更を同時に行うことを想定してインチアップサイズでセッティング。純正アッパーマウントを使用するため、スプリングは直巻ではなく専用設計。「かなりコストをかけました」とテインの杉山サンが語るほど、街乗りから高速道路、ワインディングまで快適に走れる味付けとなっている。

ストリートアドバンスZ ¥68,000〜¥92,000
ストリートベイシスZ  ¥58,000〜¥77,000

車高調整式サスペンションのことなら「テイン」 TEL045-810-5501 http://www.tein.co.jp

(レポート:VIPスタイル編集部)

【関連記事】

 

 

モバイルバージョンを終了