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第2世代GT-Rへ、内装リペアのついでに今風のアレンジを提案【ガレージヨシダ】

20年前のインテリアは補修ではなく
配色と仕立てで古臭さまでを解消する

9月10日(日)、静岡県・富士スピードウェイにて開催された『R’s Meeting 2017』。
“GT-R Magazine”が主催する「世界一のGT-Rの祭典」では、80社以上の出展ブースを集め、デモカーやオリジナルパーツの展示など、GT-Rオーナーが熱い視線を注いだ。そこで見つけた1台のGT-Rに注目した。
『ガレージヨシダ』が展示していたのは、なんの変哲も無いR32型GT-R。リフレッシュ/レストアで名を馳せるだけにボディは非常に美しい状態をキープし、まるで新車のような雰囲気さえ漂う。しかし、今回の見せ場はあくまでもインテリア。早速、内装を覗いて見ることにした。

20年選手のR32ともなれば、ダッシュボードの浮きやシートの退色、天井のたるみなど、経年劣化による内装の痛みは相当なはずだ。例えば、純正シートの変色・退色には特殊塗装を使ったリペアも行なっているが、このR32GT-Rにはプラスαの内装リペア提案を行なっていた。
テーマは、「第2世代GT-Rのインテリアをイマドキに創造する」、である。

ドア、ダッシュボード、シート、コンソール、ルーフなど、ほとんどの内装部分は張り替え済み。
黒と赤の美しい配色は、まるでR35GT-Rプレミアムエディションばりに美麗なコントラストを奏でる。さらにダイヤキルト調のシートやドア内張りなどは、モダンなアレンジをプラス。ダッシュボードやコンソールには、本革ナッパーレザーを使用して質感の高さも見せていた。負荷のかかりやすいシートは、BMW純正にも使用される高級レザーを使用。
通常のレザーにありがちなスレによるテカリが発生しにくく、美しい風合いや肌触りに加えて耐久性も優れるという。このシートの張り替えは、オプションでシートヒーターを内蔵させることも可能だ。
なお、特別バージョンでの前席と後席のフル張り替えは40万円ほどと、特別に値段が高いという感じもしない。

他にも、ピラーやルーフはアルカンターラで。ナッパーレザーとは異なる質感と配色で、とても20年前のクルマとは思えないほどの空間と真新しさを表現した。
ちなみに天井の張り替えは4万円〜。ヤレが目立ち始めているユーザーは要チェックだ。

古臭さを解消し、見た目をオシャレにリフレッシュする。
ヤレてくるのが怖いので乗らないではなく、「ガンガン使ってリペアして取り戻そう」というのが『ガレージヨシダ』の発想。純正部品が手に入らなくなってきたいま、「リペア+α」で自分らしいインテリアを手に入れるのがいいかもしれない。
もちろんR32だけでなく、R33〜R34に向けて予算にあわせた張り替えも可能だ。

ガレージヨシダ TEL0745-60-7513
http://garage-yoshida.net/

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