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箱バン&軽トラを「ちょいアゲ」で楽しむ低予算リフトアップ【その1:スプリング】

使い勝手を損なわない「ちょいアゲ」は
商用軽バンにこそマッチする

最近チラホラ耳にするようになった「アゲ(=リフトアップ)」スタイル。
シャコタンとは真逆のあえて車高を上げた、いわゆる”4×4スタイル”的なイジり方のことだ。そのジャンルの王道Kカーといえばジムニーやハスラーだが、最近エブリイやハイゼットカーゴといった箱バン、さらには軽トラにまでその波が押し寄せている模様。

リフトアップは意外とお手軽。いわゆる「ちょいアゲ」と言われる全高4センチ以内のリフトアップなら、専用スプリングとタイヤ&ホイールがあればすぐに作れる。シャコタンでいうところのダウンサスでローダウンと同じ感覚だ。
また車検証に記載された全高から4cm以内の変更であれば、そのまま車検に通る(もちろんハミタイ等のルールを守るのは前提)し、落とした事で段差等に気をつかうシャコタンと違い、普段使いにほぼ支障がないのも嬉しい。また視界が上がり広範囲まで見渡せる事により運転操作性も上がるわけだ。
特に箱バンオーナーは仕事クルマとの兼用でドレスアップしている人も多いので、そういう面でも「ちょいアゲ」はオススメのドレスアップになる。

ではさっそくその姿をご紹介。こちらはダイハツ・ハイゼットカーゴのどノーマル。
どこをどう見ても商用軽バン。ともすればごく一部のコアなカスタムユーザーは目を付けるかも知れないが、普通なら乗用タイプのアトレー、もしくは同じ箱バンでも1番人気のエブリイワゴン/バンの方がベースとしてはハッキリ言ってメジャーだ。

そんなハイゼットカーゴにホイールと通称「ボコボコタイヤ」と呼ばれる4×4用タイヤを履かせた姿がコチラ。15インチになったのもあり、この状態でもかなりカッコよくなる。
この段階ではノーマル車高とはいえ、社外ホイールだけでも雰囲気はグッと高められる。

下の画像は、その状態からリフトアップ。
実際は2~3cm程度しか上がっていないが、アゲた事でボコボコタイヤのトレッド面もよく見えるようになったためか、かなり雰囲気が出ている。実際、この状態でガソリンスタンドへ行ってみたところ、店員さんからの熱視線&質問攻めにあうなど、リフトアップにも興味津々だった。

 

そんなKカーの「アゲ」をまとめた1冊『Kカー“AGE”STYLE(アゲスタイル)』が好評発売中(1300円)。「ちょいアゲ」から「激アゲ」車の作り方や、アゲに効くタイヤの選び方、アゲなコンプリートカーの購入方法など、軽リフトアップに乗るためのノウハウを詰め込んだ1冊になっています。

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(リポート:Kスタイル編集部)

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