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35GT-R用は1000ps超! 86用やスイフト用など新作ターボキット【HKSプレミアムデイin FSW 2018】

86&BRZで450psオーバー!
スイフトでも164ps超のパワーが手に入る!

静岡県・富士スピードウェイで1月28日に開催された「HKSプレミアムデイ in FSW 2018」。
チューニングパーツメーカーのHKSが主催するこのカーイベントでは、様々なサーキットイベントと同時に、同社の2018年ニューパーツがずらりと展示された「プレミアムサロン」も実施。中でも、多くの注目を浴びていたのが新作のターボキットだ。

86&BRZ用「GT-Ⅲ-RS ボルトオン・ターボチャージャーキット」

まず「トヨタ86/スバルBRZ」用に開発された「GTIII-RS ボルトオン・ターボチャージャーキット」。

HKSでは、すでに86&BRZ用には最高出力300psオーバーを実現する「GTスーパーチャージャー」をラインナップしていた(下)。

だが、さらなるパワーが欲しいという市場からの要望により、満を持して登場したのが今回発表された新作ターボキットだ。

会場に展示された「86&BRZ」用のFA20型エンジンには、「GTⅢ-RS」タービンや専用のパイピング、エアインテーク、インタークーラーなどをセット。

また、排気量をノーマルより100cc拡大した2.1リットルにアップし、高過給にも対応したローコンプ仕様のピストンを採用する「ピストンフルキット」などもセットしている。

これらにより、ブースト圧1.4kgf/cm2の場合で450psものマックスパワーを発揮! 

ECUの制御には同じく同社製「フラッシュエディター」が用意されている。

スイフト用「GTⅢ-FXスポーツタービンキット」

一方、新型の「スズキ・スイフトスポーツ」用では、「GTIII-FXスポーツタービンキット」も登場。

会場には、「スイフトスポーツ」に搭載されているK14C型1.4リットル直列4気筒をチューニングしたデモエンジンを展示。

専用タービンにレーシングサクション、車検対応のメタルキャタライザーなどを装着し、最高出力をノーマル140psから164.2psにアップすることが可能!

会場には、ほかにも左右対称パイプレイアウトと小径サイレンサーを採用したスポーツマフラー「リーガマックス・プレミアム」の「スイフトスポーツ」用も展示。

排気系などのグレードアップも加えた、トータルチューンによる軽快でパワフルな走りの提案がなされていた。

 

35GT-R用「GTⅡ GT1000+ターボチャージャー」

ちなみに、会場には「日産35型GT-R」用の「GTII GT1000+ターボチャージャー」も展示。

「R35型GT-R」用のVR38DETT型V6をチューニングしたデモエンジンは、排気量を4.3リットルにアップさせるストロークアップキットやハイフローサージタンクなどを搭載。

これに専用タービンをセットすることで1000psオーバーのマックスパワーを実現! 国産スーパーカーの代名詞「R35型GT-R」を、さらにモンスターマシンにすることが可能なのだ。

日本のファンだけでなく、海外からも多くの支持を受けている同社だけに、会場には外国人も多数来場。まさに、世界が注目する新作ターボキット群なのだ!

 

レポート&撮影:平塚直樹

 

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