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日本で1台のみ存在する超弩級カーボンボディを纏う「Gクラス」

マンソリー・グロノス・ブラックデザートには
他とは違う風格と遊び心が投入されていた

昨年春のジュネーブショーでアンベールした「マンソリー」衝撃の最新作『グロノス ブラックデザート』。この強烈な個体に敵う存在はない、日本でただ一台のモンスターに直撃した。

今年の東京オートサロンで最も注目を集めたメルセデスと言っても過言ではない。
このGクラスは、世界のハイパフォーマンス&プレミアムモデルのカーボンカスタマイズで知られる「マンソリー」の手による『グロノス・ブラックデザート』である。ベースは、車体価格3000万円を遥かに超えるといわれるメルセデスG500フォーバイフォー・スクエアード。ただでさえ強烈な迫力を持つベースモデルを、記憶の彼方に葬り去るほどの存在だった。

前後バンパー、ボンネット、グリル、オーバーフェンダー、ドアパネルなどは、すべて「マンソリー」のアイテムに変更。ベース部分で残っているのはフレームだけかと思うほどだ。ちなみに、これらのカーボンパーツについて「マンソリー」はコラージュカーボンと表現している。なるほど、カーボン地の目がよくある綾織柄のように整然と羅列を組むのではなく、アットランダムに散りばめられているのを見れば、むしろ的確な言い回しだと思う。
そしてホイールのディスク面をはじめ、モールセクションといったカーボン以外のセクションはペイントだという。立体的な特殊な柄ペイントで異様なムードを醸し出している。もはや縁石に近づけることさえできない。

そして、インテリアも強烈なオーラを発揮。パネル系は外装と同じカーボン柄となり、シート地の張替えはフロアまでぬかりなし。センターコンソールにはマイバッハ純正がリロケートされている。

さらに室内を見上げると、「スターライトヘッドライナー」がルーフ一面に装備。LEDイルミが数パターンの配色で点滅するのだが、決してチカチカ光ることはなく静かに減光するタイプで満天の星空を描き出していた。

 

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