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リヤワイパーが製廃されたR32スカイラインなどを美しく「レス化」する『ホールカバー』

経年劣化でワイパーの付け根にサビ発生!
ドレスアップではなく必然から取り外す

日産R32型スカイラインでリヤワイパーユニットのアームを固定している部分は、ほぼどのクルマも錆びているといっても過言ではない。ところが、リヤワイパーユニットは製造を終了(製廃)。R34用も同様で、R33型スカイライン用も在庫限りで、今後は入手することが困難になるだろう。
サビて壊れてしまったワイパーを取り外すにも穴が開いてしまうので、放置されている人も多いはず。
そんなオーナーのために「愛工房」は、ワイパーの穴を塞ぐ『リアワイパーホールカバー』を開発。さらにリヤウインドウウォッシャーのノズルの穴にも使える小径タイプもラインアップされた。

「愛工房」の『リアワイパーホールカバー』は、もともとトヨタ・ハイエース用ドレスアップパーツとしてリリースしたため、リヤウインドウのフチの色に合うようにツヤのあるブラック仕上げとなっている。素材は耐候性に優れたウレタン樹脂製を採用し、耐候性や耐久性で評価の高い住友3M製両面テープでシッカリと固定できる。

ハイエースなどトヨタ系のリヤワイパーの穴は35mmだが、今回新たにリリースした30mmタイプはスカイラインやシルビアといった日産系に合わせたモノだ。
ウレタンのフタの部分(外径)は55mmと共通だが、ワイパーの穴に差し込むガイド(硬いスポンジ製)が30mmに変更されている。
さらにR32〜 R34型スカイライン用として、リヤウインドウ用ウォッシャーのノズルを外した穴を塞ぐ10mmタイプも追加ラインアップ。外径20mmなので、シッカリとガラスに密着することが可能となり、内部に水やホコリが侵入する心配もない。

冒頭にも記したように、R32型スカイラインのリヤワイパーの付け根はどのクルマもサビが発生。一部のパーツはメーカーにあるようだが、そもそも分解しようとするとユニットが折れてしまうそうだ。そうなると、もう取り外すしかないのだが、当然のことながらリヤワイバーユニットが存在した場所にはポッカリと穴が開く。さらにウォッシャー液のノズルだけ残すのも格好悪い。
「愛工房」では、そのような困ってしまっているユーザーのために新サイズを製作したという。もちろん、リヤウインドウまわりのスムージングといったドレスアップアイテムとしても使える。

装着はいたってカンタン(ワイパーユニットを取り外すのは大変だが)。ワイパーの穴の周辺(両面テープの接着面)をパーツクリーナーなどで脱脂。住友3M製両面テープの剥離紙は、はがしやすいようにガイドテープが付いている。剥離紙をはがしたら、両面テープがガラスに付かないようにスポンジ製ガイドをワイパーの穴に差し込む。最後は両面テープが貼ってある部分をシッカリとガラスに密着させるだけだ。

ウインドウウォッシャーのノズルの穴も同様に、周辺を脱脂して装着する。

価格は、ワイパーホール用の35mmタイプ、30mmタイプともに2000円(税込/送料込み)。ウインドウウォッシャー用の10mmタイプは500円(税込/送料込み)となっている。

 

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愛工房 TEL048-998-8899
http://www.megumikobo.jp/

 

(取材協力:田中オートサービス http://www.tanakaauto.com/)

 

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