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ワークス系パーツをディーラーローンで一本化してオトクに返済する

車両とアクセサリーのローンをまとめて
金利を安くできて計画返済を可能にする!

純正アクセサリーやワークス系と呼ばれるメーカー直系のブランドのエアロパーツなら、もはや新車購入と同時にディーラーで装着するというユーザーも増えている。
当然のことながらローンを組んだ場合も支払いは一本にまとめられる。複数のローンを抱える煩わしさだけでなく、車両本体と同じ分割回数にできるから毎月の支払い金額を抑えられるばかりか、金利面でも安くできるというメリットは大きい。

では今、どのくらいのブランドのエアロパーツが、自動車ディーラーで扱われているのだろうか?

 

TRDとモデリスタのパーツを
ミックスして装着すると…

例えば、トヨタ86ではどうなのだろう。
オプションカタログに「GRブランド」のエアロが掲載されているのは当然として、「TRD」と「モデリスタ」のエアロも選択可能。現時点では「TRD」ブランドの品揃えが最も充実していて、サスペンションキットやモノブロックのブレーキキット、各種強化アイテムまで、その気になればもう1台は余裕で新車が買えるくらいのカスタマイズが可能だ。

そこで東京カローラ墨田店のディーラーマンに聞いてみると
「基本的にオプションカタログに掲載されていれば、OKだと思っていただいて結構です。ただし、複数の異なるパーツブランド(メーカー)を装着しようとすると、これとこれの組み合わせはNGということがあります」とのこと。

新型クラウンでも同様で、同じく「TRD」や「モデリスタ」のエアロパーツをラインアップしている。

アクセサリーパーツの扱いは
意外にもメーカーによって異なる

次に、関東マツダ・深川店にも聞いてみたら、ちょっとビックリ。
「ウチでは純正アクセサリーでなくても、取り扱いブランドなら、一部を除いてすべての支払いは一本化できます。車高が変わってしまうなど、持ち込み登録が必要なパーツは例外ですが」とのこと。
つまり、マツダのファンにはおなじみの「オートエグゼ」や「ナイトスポーツ」はもちろん、「ダムド」や「ケンスタイル」などのエアロパーツもOKなのだという。

このように、新車ディーラーでもメーカーによっては対応が異なる。もちろん、トヨタ系でももっと幅広く扱うディーラーがある可能性は高そう。
さらに新車は販売しているけれども、メーカーの系列に属していないお店ならば、さらに多くのブランドのアイテムをオプションとして購入できるかもしれない。そう、地方でよく見かける、修理や整備のかたわら新車を販売しているお店のことだ。

 

オートバックスで新車を購入すれば
芳香剤などの小物までローンに組み込める

最後に「オートバックスなら、新車と一緒になんでも買えるかもしれない」と、ふと思いついて問い合わせてみたら、ビンゴ!
「店舗で販売している商品と工賃、すべて組み込むことが可能です。カーナビやドライブレコーダー、ETC、タイヤ・ホイールはもちろんのこと、チャイルドシートやGTパーツ、灰皿、スマホホルダー、芳香剤まで……新車の精算時にいずれの商品もオプションとしてローンが組めます」というのが、広報担当者からの回答だった。

新車購入とカスタマイズパーツのローン一本化は、これからもさらに進みそう。
カスタマイズ派にとっては、ウエルカムなトレンドだ。
ただし、ローンが組めるのはいいとして、金利が何パーセントなのかは一番大切なファクター。そのあたりも忘れずにチェックして、賢い買い物をしていただければ幸いだ。

 

(レポート:石田 徹)

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