「第278回 af imp.スタイルアップカーコンテスト」 第2位

フレンチコンパクトはなかなかキャラ作りが難しい。今ならハードジャーマンよろしくドシャコタンに仕立てても面白そうだけど、それならVWでよかったんじゃないの？　てなコトになりかねないとも思ったり…。
木下サンのプジョー106はそんなモヤモヤにひとつの答えを示したくれたようで、なんとも痛快。足元でイマドキな感覚を発揮しながら、きっちりこのクルマならではの“味”で勝負できています。これはエライ！　意外と深度が稼げる106のポテンシャルを生かしたホイール＆タイヤのセット、オールドスクールな色と質感でコーディネイトしたキャビンの雰囲気作りが◎です。
このクルマにふさわしいキャラ付けが次々にキマッていて、じつにスタイルバランスがいい点が高得点につながりました。