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「モデリスタ」がトヨタの次世代カスタマイズを予感させる3台を発表

LEDを巧みに使ったカスタマイズ

「モデリスタ」は、東京オートサロン2019」で次世代のカスタマイズを予感させるオリジナルコンセプトカーを披露。株式会社トヨタカスタマイジング&ディベロップメントとして”TRD”ブランドともに様々なカテゴリーのカスタマイズ車両の展示を行なった。

 モデリスタの出展車両は、昨年11月27日に発表されたクロスオーバー「LEXUS UX」をベースに、モデリスタの独創的なデザインやエッセンスを加えた魅力的なコンセプトカー「UX MODELLISTA Concept」、フロントのLEDが立体的な光り方で独特の世界観を演出する「ICONIC STYLE プリウス」、そして使い勝手抜群のカスタマイズミニバン「MULTI UTILITY MU(エムユー)」の3台だ。

「UX MODELLISTA Concept」は「BEYOND the EMOTION ~思いを超えたカスタマイズを~」をコンセプトに、フロントグリルに様々な映像を映し出せるディスプレイを設置。次世代的を彷彿とさせる光の演出を表現した。

 例えば、車両が横断歩道で停止した際に、歩行者に渡ることを促す「どうぞ」の文字を映し出し、コミュニケーションを取るツールとしての役割を実現したいと考えているそうだ。また、自分の好みに合わせて、映し出す映像を変更することが可能で、ドレスアップ要素も高めているのも特徴。

 さらに、フロントグリルの横に、フロントのディスプレイと連動して光るLEDシステムを搭載し、片側300粒のLEDがより自由度の高い表現を可能にしている。

 そのほか、ボディはダイナミックなオーバーフェンダーを装着しつつも、サイドカメラをフェンダーに埋め込むことで、完全なサイドミラーレス化を図っており、迫力とスタイリッシュさの両方を併せ持つメリハリのあるフォルムに仕上げた。

 

「ICONIC STYLEプリウス」は、”先進的”を合言葉にしたコンセプトモデル。 
 フロントグリル下部のLEDを立体感のあるデザインにし、特別なレンズを使うことで、粒々ではなく面で光っているように見せるという仕掛けを投入。先進さをアピールした。

 そして「MULTI UTILITY MU」は、トヨタのエスクァイアをベースにした1台。通常は3列シートを持つミニバンだが、2列/5人乗りに変更することで、後ろのスペースをより自由に、アクティブに使える可能性を提案した特別仕様車だ。

 ラゲッジスペースの床に耐久性の強い素材を使用しており、重い荷物を積むことや、机と椅子を出して食事をとることなどもでき、幅広い使い方ができるのが特徴だ。

 観音開きの床収納も備えており、荷物が乗っている状態でも、片側だけ開けられるなどと、ちょっとしたところがとても使い勝手の良い仕上がりとなっている。

 モデリスタらしい他とはひと味違ったカスタマイズ。オーナーが欲しいと思うスパイスを提案してきたのはサスガと言えるだろう。

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