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最高落札価格は3.6億円! レクサスLFAは新車価格の2倍以上で落札

フォードGT40の”キッズカー”は328万円

海外オークションで有名な「RMサザビーズ」は2019年1月17日から18日の2日間にアメリカ・アリゾナ州で「アリゾナオークション」を行った。158台の名車が出品されたが、その中でも高額落札車種+気になる2台に注目した。

【1985年 フェラーリ288GTO】

落札価格:3億6850万8000円(落札予想価格:3億5105万6000円〜3億9493万8000円)

 フェラーリF40よりも台数が少なく、グラマラスなボディが目を惹く「フェラーリ288GTO」。
レースカテゴリーのグループBに参戦するために12ヶ月連続で200台の製造を行っていればホモロゲーションモデルが取得できるレギュレーションをクリア。一方でGr.Bが1986年に廃止されてしまい、参戦を前に舞台を失ってしまったモデルだ。

 今回出品されたモデルは、発売から34年も経過するにも関わらず走行距離が4667km(2900マイル)というタイムスリップをしてきたかのような個体。オプション設定された赤いステッチ入りのシートやエアコン、パワーウインドウが装備されていた。

 低走行距離車で心配なのは、ボディよりも機関系のコンディション。この個体は、タイミングベルトを含むフルサービスの整備を行ったばかりで、エンジンなどを含めて絶好調という垂涎の1台である。

 

【1958年 BMW507ロードスター シリーズ2】

落札価格:2億3847万5700円(落札予想価格:2億7404万0000円〜3億2884万8000円)

 「BMW507ロードスター」といえば、1956年から1959年の間に252台のみ生産された超希少車種。美しい外観が示すように、製造コストが非常に高く当時の価格で1万1000ドル以上(1ドル360円=396万円以上)で手作りされたモデルだ。ちなみにトヨタ・クラウン(初代)の新車価格は101万4860円。

 出品された車両は2000年初めにレストアが施され、2002年のアメリカ・ペブルビーチコンクールデレガンスで発表されたもの。その後、2003年から2014年までは新たなオーナーの元でラリーイベントに出場した経歴を持ち、2014年8月には、現オーナーの元へ引き取られ、メンテナンスなど行き届いた状態で保管されていた。

 こちらの車両には修復時の写真、ツールキットの3冊をが付属。ほかにもハードトップとトノカバーの保管状態もよく、ハードトップを被せたスタイリングも実に美しい1台となっていた。

 

【1967年 フェラーリ330GTS】

落札価格:2億2045万9312円(落札予想価格:2億4000万円〜2億7386万2500円】

わずか100台生産されたうちの71台目。当時としては稀少なクーラーが装備される「フェラーリ330GTS」は、メーター読み3万3750キロと52年前のクルマとは思えない走行距離を表示(実走行距離)。出品されたモデルは、アメリカのレーシングドライバー「スキップ・バーバー」のヴィンテージコレクションから放出された個体だ。

 2000年に博物館入りした330GTSは、定期的に動態保存されインパネも含め綺麗な状態で残されていた。エンジンやギアボックスなどフェラーリクラシケの認定も取得され、この認定書の他に、サービス内容、取扱説明書なども一式揃っている。
 今すぐにでも走り出せるコンディションの330GTSは、予想落札価格を下回る値段で次なるオーナの手に渡った。

 

【2012年 レクサスLFAニュルブルクリンクパッケージ】

落札価格:9694万7325円(落札予想価格:9311万3250円〜1億2049万9500円)

 全50台のうち15台がアメリカに割り当てられた「レクサス LFAニュルブルクリンクパッケージ」が出品。サーキットでの走行を重視したLFAの高性能バージョンは、なんと走行距離が86kmという新車レベルの1台。 付属品は取扱説明書、キー、ボディカバーなどの他に、レクサスから最初の所有者へのメッセージカードまであるという。なお、新車価格は4450万円。今回のオークションで倍以上という落札価格の凄さがわかるだろう。

 

【1968年 フォード・ミニGT40】

落札価格:328万6350円(落札予想価格:273万8625円〜383万4075円)

レースで敵なしだったフェラーリから表彰台を奪い返すために登場したのがフォードGT40。ガルフカラーを纏ったGT40の格好良さといったら涎涙ものだが、今回出品されたのは”キッズカー”だった。 フランスのAutomobiles SCAFが製造した子供用のエンジン搭載カートで、GT40以外にもフェラーリ330P2が存在するという。実際にル・マンクラシックの前座で子供によるレースが行なわれるなど、7歳から12歳までの英才教育にはもってこいな1台だった。

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