サイトアイコン AUTO MESSE WEB(オートメッセウェブ)

長距離ドライブ中、家族から聞きたくないセリフ1位「まだ着かないの?」

長距離ドライブを笑顔で過ごすアイデアと工夫

 ホンダアクセスが、自家用車を運転することがある20歳~59歳の男女で、家族で長距離ドライブをしたことがあるドライバー1000人(男性500人、女性500人)に対し、「家族での長距離ドライブに関する調査2019」を実施。結果、誰でもが経験しそうなリアルなドライブ実態が浮かび上がってきました。

 長距離ドライブの長さをイメージした場合の平均は388kmですが、みなさんいろいろと工夫をしているようです。まず、車内でどのように過ごすことが多いか聞いたところ、1位「音楽を聞く」(80.5%)、2位「周りの風景の話をする」(49.0%)、3位「お菓子を食べる」(46.1%)、4位「目的地の話をする」(44.3%)、5位「最近の出来事の話をする」(41.5%)という結果に。未就学児や小学生の子どもがいるケースでは、「DVDを見る」(未就学児37.9%、小学生39.2%)や「歌を歌う」(未就学児32.1%、小学生28.4%)が、それぞれ他の層と比べて高いこともわかりました。

 長時間のドライブだと退屈しがちな子どもたちと一緒に楽しく過ごす為に、いろいろアイデアを練っている様子が見えてきます。

 しかしながら長距離ドライブゆえにトラブルも発生しがち。例えば、高速道路利用で困ったことを聞いたところ、1位「出口や分岐を間違えた」(29.8%)、2位「渋滞中にトイレに行きたくなった」(23.3%)、3位「SA・PAから距離があるところでトイレに行きたくなった」(20.5%)、4位「前が見えないほどの豪雨にあった」(17.0%)、5位「車内でケンカが起こり雰囲気が悪くなった」(13.7%)と回答。

 長距離ドライブでいろいろトラブルに見舞われてしまうと、狭くて逃げ場のない車内にいることで、結構悲惨な状態になってしまうことも。未就学児の子どもがいる人場合「子どもが泣き止まないことがあった」(27.1%)が他の層と比べて高くなり、クルマに長時間乗っていると、機嫌が悪くなったり泣き出してしまう、なんて確率も高そうです。

 そんな状況のなか、何気ないひと言で運転している人を責めてしまうケースも勃発。運転している場合、同乗者から聞きたくないセリフの順位は、1位「まだ着かないの?」(30.2%)、2位「疲れた」(25.8%)、3位「別のルートのほうがよかったんじゃない?」(24.1%)、4位「早く帰りたい」(18.9%)、5位「つまらない」(18.2%)とドライバーには堪え難いものばかり。

 渋滞でドライブが長時間に及んだりすると、焦る気持ちや疲労感が強くなり、車内の雰囲気が悪くなりがち。そんな状況での何気ない発言は運転者のイライラ度を倍増させていることを理解しておきましょう。

 そんな運転者を含めて車内のみんながイライラしてしまわない為にも、長距離ドライブに必要なのはやっぱり適度な休憩。高速道路のSA(サービスエリア)・PA(パーキングエリア)やドライブインでの飲食は、長距離ドライブの楽しみや息抜きのひとつになります。

 全回答者(1,000名)の、おすすめグルメがある高速道路のSA・PAもアンケート。各エリアの1位は、北海道・東北は「前沢SAの前沢牛」、関東は「海老名SAのメロンパン」、北陸・甲信越は「南条SAのメロンパン」、東海は「浜名湖SAのうなぎ」、近畿は「淡路SAのしらす丼」や「香芝SAのラーメン」、中国・四国は「小谷SAのパン」、九州・沖縄では「基山PAのうどん」とのこと。長距離ドライブはただ、目的地だけにこだわるのではなく、途中の寄り道も必要で、ポイントが高いのがよくわかります。

 夏休み真っ只。レジャーやお盆での帰省での長距離ドライブは、時間に余裕を持って出発して、休憩がてら途中の飲食を楽しみながら、最後まで笑顔で安全に、目的地へ辿り着きるようにした方がマッチベターなようですね。

 

【詳しくはこちら】

ホンダアクセス「家族での長距離ドライブに関する調査 2019」https://www.honda.co.jp/ACCESS/press/2019/pdf/hac2019080101.pdf?from=at_shincyaku

モバイルバージョンを終了