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パーク24、死亡事故にも繋がりかねない「路上駐車」に関する意識調査を実施

路上駐車は減少傾向にあるものの

「路上駐車」は、どのような場合であれ、交通違反というイメージがある。しかし、道路交通法で規制されていない、標識が設置されていない場所ならば、常態化したような駐車場代わりなどにしない限り、一定時間内は認められるものだ。

 とはいえ、クルマに乗るドライバーならば「罰金を請求されるような、違反じゃないから大丈夫」という問題ではなく、駐車場所の近くで走る車両や歩行者に影響する安全や迷惑、さらに車両へのいたずらまでを考えると、路上駐車はできれば避けたい行為である。

 今回、パーク24が”路上駐車”に関する興味深い意識調査を実施。ドライバー向け会員制サービス「タイムズクラブ」の会員を対象に実施したもので、路上駐車の現状が浮かび上がっている。

 まず、今回のアンケートでは、93%が「路上駐車が原因で危険を感じたことがある」と回答。アンケートを開始した2013年以降、毎回約9割となっており、傾向に変化はないが、2年以内に自分自身が路上駐車をした経験があるのは32%で、2013年より13ポイント減少。2016年からは4割を下回っている。

 路上駐車の理由については、「駐車場にとめるほどの時間ではなかったから」が64%と最多。以降、「近くに駐車場がなかったから」が45%、「交通量が少なかった」が16%、「駐車場が満車だった」が11%と続いている。

 2013年と比較すると、「駐車場にとめるほどの時間ではなかった」が3ポイントほど高くなり、「近くに駐車場がなかった」は8ポイント、「駐車場が満車だった」は4ポイント減少しているが、いずれの年も”停める場所がないために路上駐車をする”と回答した人が多いことがわかる。

 アンケートにより、路上駐車をする人の多くは、「駐車場にとめるほどの時間ではない」と考えているのは理解できるが、たとえ短い時間であったとしても、交通事故が起きる可能性はゼロではない。「近くに駐車場がなかった」「駐車場が満車だった」は、合わせると半数を超えており、「駐車したい時に駐車できる状況でなかったので、仕方なく路上駐車をした」、そんな声も聞こえてくる感じだ。

 駐車違反の取締り件数は年々減少傾向にあるものの、2017年は128万件を超えで、しかも駐車車両が原因となる交通事故は2,358件も発生。結果、45名もの尊い命が失われている。また、路上駐車は交通事故を引き起こすだけでなく、交通渋滞の要因となるほか、緊急車両の通行妨害も発生させたりしている。

 駐車できる場所が限られる都会ほど、”短時間なので大丈夫”という衝動に駆られてしまう路上駐車。そもそも”駐車”とは、車をドライバーの何らかの意思によって継続的に停止させることで、運転手がクルマから離れてすぐに移動できない状態のこと。

「ちょっとだけだから…」言えるのは停車行為で、5分以内の荷物の積み下ろしのための停止および運転手がすぐにクルマを移動できる短時間の停止状態の場合。クルマに乗るときは、駐車と停車の違いよく理解したいものだ。「その路上駐車、ダメですよ」と言われないためにも。

*出典:警察庁交通局 駐車対策の現状(平成30年11月)

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