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新型「ベスパ LX125 i-get」登場 LEDヘッドライトやUSBソケットを搭載して利便性アップ

軽量コンパクトなベスパをアップデート

 ピアッジオグループジャパンは、軽量でコンパクトなボディのベスパ LX 125 i-getを改良。装備を充実させた新型の「ベスパ LX 125 i-get」を10月1日(火)よりベスパ正規販売店にて販売する。

 新しいLXの主な変更点は、LEDテクノロジーのヘッドランプの採用で、視認性向上のために再設計されたこと。あらゆる気象条件下での安全性だけでなく、スタイリッシュな外観も実現。また、新しいインストルメントパネルには、アナログ式のスピードメーターと、燃料レベルと時刻を表示する液晶デジタルディスプレイのコンビネーションメーターを新採用した。あらゆる条件での視認性が向上し、ライダーに正確な情報を知らせる。このパネル上にはイモビライザー盗難防止システムの作動を示すインジケーターも付属している。

 また、フロントシールド中央に位置するステアリングコラムカバー(通称:ネクタイ)のデザインも注目。Vespaのデザインを印象づけるこのパーツは、ホーンカバーの形状を一新している。サイレンサーカバーや、ミラーのデザインを変更し、前後アルミホイールのデザインもよりエレガントな5本スポークホイールへと生まれ変わった。

 さらにUSB充電ポートを新たに装備しており、携帯電話などの充電が可能に。フロントシールド内側には、雨具やサングラス、グローブなどの小物を収納するのに便利なグローブボックスも装備し、フットボードを最大限に活用するためのバッグフックと、シート下のコンパートメントによって積載スペースも確保された。

 もうひとつの特徴は、足付き性の向上。形状が見直されたシートは、座面はよりフラットで細くなり、快適性を保つ十分なパッドを維持しながら、小柄なライダーでも快適に乗れるよう改良。新素材の表皮は、車体全体の外観をよりエレガントに演出する。

 搭載するI-getは、電子制御インジェクション燃料システムと3バルブ機構を備えた単気筒4ストローク125cc空冷エンジン。 エキゾーストシステムからギアボックスのカバーに至るまで、スムースな乗り心地と静粛性、より快適性を追求して設計されている。 燃料噴射システムは、効率性を最適化した改良が行なわれており、使用条件や標高を問わず、常に最適な燃焼を実現するという。

 そしてフロントサスペンションは、ベスパの最も独創的な要素の1つで、航空機の起源を誇ったもの。コイルスプリングとショックアブソーバを備えたシングルアームは、長年研究開発によって熟成され、快適な乗り心地を実現する。また、エンジンとシャーシ間のリンクも改善。新採用のダブルスイングアーム方式により、エンジンからの振動をさらに軽減した。

 ホイールはアルミニウム製で、洗練された新形状の5スポークデザインに変更。あらゆる状況に対応するブレーキシステムには、フロントに直径200mmのディスクブレーキを、リアは110mmのドラムブレーキを採用している。メーカー希望小売価格は396,000円(消費税10%込)とのこと。

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