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キャンプがもっと楽しく豪華になる! オーナー自慢のこだわりアイテム拝見

アウトドアでワンランク上に飾る術と見せ方

 人気のテントやキッチン用品、ランタンに寝袋など、今やキャンプ用品は多種多少のものが巷に溢れています。でも、自分のスタイルに合ったものとなると、意外に手に入れるのが難しかったりするものです。

 そこで、ここではキャンプイベントの「GO OUT CAMP」(9月27日〜9月29日・静岡県ふもとっぱら)で、実際にキャンプ中の方々に突撃取材。それぞれのコダワリを具現化した、個性的なアイテムなどを聞いてきました。

ミリタリーグッズと自作電源ボックス

 「アメリカの軍モノが大好き」という岩下和広さん(愛知県・35歳)は、ミリタリー系のアイテムを使った用品がご自慢です。
 例えば、愛車は米軍などでも使われるベージュ系カーキ色のトヨタ・ランドクルーザー79ピックアップ。約5年前に販売されたランクル70シリーズ生誕30周年記念車です。


 これに、ルーフテントやサイドオーニング、ベッド(荷台)部分には特注のホロも装備し、ミリタリーな雰囲気を醸し出していました。


 キャンプ用品も、収納ボックスやウォータータンク、キッチン用具入れなどをベージュやオリーブ色のカーキ色で統一。迷彩色のバッグでアクセント効果を狙ったほかにガスコンロのカセットボンベも、やはり米軍が使用しているMSRという米国メーカー製を使っています。


 ほかにも、コダワリのアイテムとして古いバッテリーを使った電源ボックスを自作。照明からスマホの充電、音楽スピーカーなどに使用しているそうです。

 そんな岩下さんのキャンプ仲間ヒロさん(愛知県・44歳)もミリタリーグッズ好き。ビンテージのアイテムにも目がないコダワリ派です。

 例えば、ランタンは欧米の鉄道で使われていたビンテージ品を使用。1930年代のイギリス製や、1940〜50年代にアメリカで実際に使われたものを使っています。


 ちなみに、ヒロさんのクルマはトヨタ・ハイエースで、やはりサイドオーニングなどを装備した車中泊仕様。

 お二人はマウンテンバイクに乗って山へ行き、渓流で釣りなどをするのも趣味。もちろん、バイクもKONAというアメリカ製で、こちらもミリタリーな装備が満載です。

 

ドイツ製トレーラーと薪ストーブ

 奥さんと小学生の子供3人の5人家族でキャンプをするのが趣味という斎藤誠さん(千葉県・42歳)。コダワリのアイテムは、ドイツ製のキャンピングトレーラーと薪ストーブです。


 キャンピングトレーラーは欧米では人気ですが、日本では道が狭く、バックなどの運転が難しい、駐車場がないなどの問題で、かなりハードルが高いようです。


 そのため、斎藤さんは重量750kg以下のけん引免許が不要であり、自宅の敷地に停められて移動中の取り回しもラクなコンパクトサイズのトレーラーを愛用。10年以上乗っているというトヨタ・ランドクルーザーで引っ張って、家族と一緒にキャンプ場へ。トレーラーの中で就寝できるため、テント設営などの手間がないのがとても便利なんだそうです。


 そして薪ストーブは、お子さんが喜ぶために使っているのだとか。当然ながら家の周りで火起こしはできないため、貴重なアウトドア体験のひとつになっているそうです。ストーブの中で薪を燃やすため子供でも安全だし、後片付けがしやすいのもポイントですね。

自作テーブルとフラッグ

 「MEAT & BONES」という、お肉とキャンプが大好きな仲間が集まったチームでは、自作テーブルとチーム名が入ったフラッグが自慢のアイテム。


 テーブルは、メンバーのひとりで、本職が大工さんの山田幸治さん(神奈川県・46歳)が自作したもの。メンバーの要望をいろいろと聞き様々な工夫を施してあり、仕上がりもさすがプロ、かなりの出来映えでした。

 肉を焼くための調理テーブルは、コンロを置いて調理するものと、ウォータータンクなど他のものを置くもので高さを変えてあり、料理がとてもやりやすいのだそう。

 食事をするためのダイニングテーブルは下に物置き台も備わり、食事中に荷物が邪魔にならないようにしてあります。


 チーム名が入ったオリジナルのフラッグは、リーダーの川崎純之助さん(東京都・44歳)が、業者に依頼して製作。遊園地にあるメリーゴーランドのようなイラスト入りで、「お肉好き」と「アウトドア好き」が見事に融合したデザインはなかなか。お店の看板にも使えそうな出来映えです。

 キャンプのアイテムも、自分たちのコダワリでいろいろ自作したり、デザインやカラーを考えるとさらに楽しくなるものです。ぜひ参考にしてみて下さい。

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