「第289回af imp.スタイルアップカーコンテスト」第2位

　パンチのあるボディカラーに驚いてばかりいたら、このクルマの真髄にはたどり着けません。例えばM2バンパーをベースにした顔面のインパクトは計り知れないものがあります。色味を揃えたライトだって技アリの仕上がり。刺激的なホイールだって負けていません。艶やかで挑発的なデザインは全体に上手いこと溶け込んでいます。「散らからないように」引き算してまとめたということですが、間違いなく存在感はタップリと上乗せされています。日本第1号となるフィンランドのルーフボックスのパックライン。あえてルーフレールレスで装着できるように加工してスポーツテイストさを強調しています。精悍なデザインで開き方もスポーティ。通勤にも使っているということでエアサスは必須。これさえあればどこにだって走っていける。コンセプトカー的なアプローチで着手した作品です。