サイトアイコン AUTO MESSE WEB(オートメッセウェブ)

【Weds】新作ホイールでみるマッチング予測!「絶対に似合う」編集部オススメのクルマ分析(後編)

愛車にベストな1本がココにある

 ウェッズの新作ホイールを元に、どのような車種ジャンルに似合うのかを分析する企画。前回は「クレンツェ シンティル」「マーベリック 1212F」「レオニスGX」のマッチング予測<過去記事:「絶対に似合う」編集部オススメのクルマ分析(前編)>についてお届けしましたが、今回は新シリーズを含めた全10モデルを紹介したいと思います。

 

削り出し鍛造が放つ究極の大人系オーラ

【F-ZERO FZ-3】

 まずは、目の肥えたカスタマイズオーナーやプロショップから注目を浴びるブランド「F-ZERO(エフゼロ)」から。作品を見てもわかるように非常にシャープなラインが特徴で、その秘密は”アルミ削り出し鍛造”によるもの。鍛造アルミニウム合金の塊をコンピュータで制御されたマシニングセンターと呼ぶ機械で削り出して仕上げる製法で、デザインの自由度が高いうえに軽量かつ高剛性。昨年、イッ気に2モデルをデビューさせたばかりのニューカマーですが、すでに多くのフリークを抱えているのです。

 そんなF-ZEROの第3弾として用意された『FZ-3』。ベースデザインは、シンプルな5スポークですが、そのスポークをなだらかに傾斜させたり、センターからリムにかけて大胆なスリットを投入し、さらに大きくラウンドする形状なので、伸びやかさも格別なのです。

 細部にわたって添えられる、削り出し製法だからこそ可能な複雑で優美なフォルム。落ち着いた輝きを持つ高貴な”ダイヤモンドブラック”と、削り出しの質感をダイレクトに表現した”ブラッシュド”という設定色も注目です。 

 ずばり、推しの車両は18インチ以上という比較的に大きなサイズを用意するので、18インチならばトヨタ86、19インチや20インチではミディアムクラスのSUV、セダン、ミニバン、さらにプリウスなど、幅広いクルマで削り出し鍛造の持つ魅力を堪能することが可能です。さらに21インチは、アルファードやヴェルファイアにドンピシャ。

 端正なフォルムだからこそ、カスタマイズはシンプルに留めておくのがオススメ。オトナな路線でキメれば、FZ-3の持つ味わい深さが生きてくるでしょう。

エフゼロ・エフゼットスリー

●SIZE:18inch(7.5J〜8.0J)、19inch(8.0J〜9.0J)、20inch(8.5J〜9.5J)、21inch(9.0J)
●COLOR:ダイヤモンドブラック、ブラッシュド
●PRICE(without tax):¥60,000〜¥105,000

◎オススメの車種ジャンル>>>中型・大型セダン、ミニバン、SUV

 

異なる2ラインを持つ待望のエントリーモデル

【NOVARIS BEONDE/NOVARIS ROHGUE】

 次は、2020年に立ち上げられたばかりの新ブランド「ノヴァリス」をご紹介しましょう。初めてホイールを交換するビギナーにオススメのエントリーラインで、憧れの存在だったウェッズのホイールを、身近に履けるようにと生まれた待望のラインアップなのです。もちろん価格も極めてリーズナブル。これまでドレスアップ系ホイールの交換を諦めていたユーザーにもオススメです。

 そんなノヴァリスには、光を表す「BEONDE(ビヨンド)」と影の「ROHGUE(ローグ)」という、カラーの仕様によってイメージコンセプトが異なる2つのサブネームを用意。前者は艶感の高いガンメタリックをベースに、天面のみを切削したエレガントな仕立て。後者は妖艶なピアノブラックに鮮やかな赤の電着塗装でアレンジしたワイルドなストリート仕様と、エントリー向けとは思えないほど凝ったフィニッシュが与えられました。

 しかも、それぞれに異なる3デザインを用意。”光”と”影”のイメージを持たせたカラーによって、まったく印象の異なる全6モデルを一挙にデビューさせたのです。

 BEONDEは上品さを追求したマッチング、ROHGUEならば街中で映える”チョイ悪”なテイストのほか、純正のスポーツグレードに採用される赤の差し色にあわせてみるのもいいかもしれません。このように履かせた時の雰囲気は大きく違うため、ターゲットとする車種も異なり、18〜20インチを設定するBEONDEは、スマートな装いがハマりやすいアーバン系SUVやミニバン、セダンあたりにイチオシ。 15〜18インチを用意するROHGUEは、スポーティ路線のコンパクトカーや軽自動車、中型ミニバン&セダン、さらにハイエースでその威力を発揮してくれるでしょう。

ノヴァリス・ビヨンド(PR/LO/FL)

●SIZE:18inch(7.0J〜8.0J)、19inch(8.0J)、20inch(8.5J)
●COLOR:グロスガンメタ/ポリッシュ
●PRICE(without tax):¥43,500〜¥60,000
◎オススメの車種ジャンル>>>ミニバン、SUV、セダン

 

ノヴァリス・ローグ(CB/SH/SO)

●SIZE:15inch(4.5J)、16inch(5.0J〜6.5J)、17inch(6.5J〜7.0J)、18inch(7.0J〜8.0J)
●COLOR:ピアノブラック/レッドライン
●PRICE(without tax):¥28,000〜¥43,500
◎オススメの車種ジャンル>>>中型セダン、中型ミニバン、中型SUV、コンパクトカー、軽自動車、ハイエース

硬派なスポーツモデルはセダンも狙い目

【WedsSport SA-25R】

 SUPER GT参戦で活躍するスポーツホイールブランド「ウェッズスポーツ」らしい、軽量スポーツシリーズにも新作が登場しました。キレキレの10本フィンスポークを持たせた『SA-25R』は、軽量化のためにAMF製法を採用。スポーク側面部を大胆なすり鉢形状としつつ、先端を末広がりとするなど、軽さや強さを秘めた”スポーツの真髄”を表現させたのです。

 そして、鍛え上げたデザインを引き立たせる設定色も注目。光沢感あるブラックにブルーのラインを取り入れた”BLCII”(上写真/サイズ限定)は、同系色のブルーや白、黒、シルバーのボディカラーに。青みががったブラッククリアと天面切削をコンビした”WBC”は、幅広い色のクルマで上質なスポーツテイストを。メタル感の強い濃色シルバーを纏って陰影を強調する”PSB”は、上質な走りのイメージを醸し出してくれるでしょう。

 イチオシの車種は、S660やコペン、86、カローラスポーツ、ロードスターといったライトウェイトスポーツカーだけには限りません。フィットRSやノートのコンパクトスポーツはもちろんですが、マークXやレクサスISなどのスポーティセダンでも威力を発揮してくれそうな予感。個人的には、昔は走り好きだったミニバン乗りのお父さんに履いて欲しいです。「あの頃の思い出をもう一度」と、スポーティな雰囲気を懐かしむのも悪くないでしょう。

ウェッズスポーツ・エスエーニーゴーアール

●SIZE:15inch(5.0J〜6.0J)、16inch(5.0J〜7.0J)、17inch(7.0J〜7.5J)、18inch(7.0J〜9.5J)
●COLOR:BLCII(ブルーライトクロームツー)、PSB(プラチナシルバーブラック)、WBC(ウォースブラッククリアー)
●PRICE(without tax):¥18,000〜¥46,000

◎オススメの車種ジャンル>>>小型・中型スポーツカー、中型ミニバン、コンパクトカー、軽自動車、中型スポーツセダン

 

質実剛健の進化系はジムニー&シエラで

【WEDS ADVENTURE HASE SPECII】

 車種やカテゴリーに合わせて多くのシリーズを展開するウェッズ。もちろんSUVといったオフロード系もしっかりとカバーする「ウェッズアドベンチャー」を展開しています。なかでも力強い印象をハイセンスに仕上げた「マッドヴァンス」は、SUVやハイエース、デリカD:5といった感度の高い車種オーナーに向けて魅力的なモデルをラインアップ。街中でもサラリと履きこなせる懐の広さが支持されています。

 2020年モデルの新作は『ハセスペックII』という、マッドヴァンスとは異なるリバイバルモデル。元祖”ハセスペック”は、ランドクルーザーやジムニーといったクロカン4WDオーナーの間で絶大な人気を博したモデルで、骨太5スポークデザインの持つ質実剛健さはそのままに待望の復活を遂げたのです。

 しかもターゲット車種はジムニー&ジムニーシエラのみという潔さ。両車にベストなマッチングを可能とする16インチ(3サイズ)を用意してきました。

 もちろん単なるリバイバルではございません。スポーク側面に”すり鉢状”のサイドカットを施したり、製法は軽量&高剛性を可能とする「AMF」を採用。王道の人気デザインを活かしつつ、ウェッズの誇る最新テクノロジーを結集させたのです。さらに泥がついても落としやすい「防汚クリア」をはじめ、バルブはゴムタイプのほかにフラットタイプを同梱するなど、本格派のオフロード乗りにも嬉しい配慮が施されています。

 純正タイヤを流用してタフな印象をプラスするもよし。外径サイズを少し大きくしたオフロードタイヤでワイルドにキメるのもよし。カラーは、ライトガンメタリックとボディ色を問わず、ジムニー&シエラで確実にハマります!

ウェッズアドベンチャー・ハセスペックツー●SIZE:16inch(5.5J/6.0J)
●COLOR:ライトガンメタリック
●PRICE(without tax):¥31,000〜¥32,000

◎オススメの車種ジャンル>>>ジムニー、ジムニーシエラ

 

 いかがでしたか? 数々の2020年モデルを「東京オートサロン」でイチ早く披露したウェッズ。2月14日〜16日に開催される「大阪オートメッセ2020(インテックス大阪 6B号館のNAPAC合同ブース内)」でも展示されるというので、西日本在住の人はぜひチェックしてみてください。
*写真は東京オートサロンのWEDSブース

 そうそう、もうひとつウェッズのニューカマー『11R』を紹介しておきましょう。名の通り、11本スポークデザインのアルミ削り出し鍛造ホイールで、「GRスープラ」専用に開発されたピュアスポーツモデル。SUPER GTでも活躍し、昨年はレクサスのチーム監督を勤めてシリーズチャンピオンを果たした脇阪寿一氏がプロデュースしたもの。スポーツマインドを高めるマットブラックと赤とのコンビネーションや、高性能スポーツカーにふさわしい驚異的な強度など、全方位で素晴らしい作品となっています。ぜひ、こちらも大阪オートメッセでチェックしてください。

 

https://www.weds.co.jp/

モバイルバージョンを終了