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【画像143点】スズキ・ジムニー&シエラで見るスタイル別「最新カスタマイズデモカー」

大阪オートメッセ2020で激アツだった35台

 一昨年のフルモデルチェンジ以降、現在も納車待ち状態が続いているジムニー&ジムニーシエラ。大阪オートメッセ2020では、昨年に続いて数多くのカスタマイズ&チューニングされたジムニーが数多く出展されたが、そのスタイルをタイプ別にチェックしてみたい。

【オフロードスタイル】

王道のアゲ系は2〜3インチアップが人気

 ジムニーのカスタマイズを楽しむなら、定番はコンパクトなクロカンボディをさらにパワーアップさせたオフロードスタイル。足回りは、サスキットもしくはコイルスプリングによって2インチもしくは3インチアップのアゲ系が人気のようだ。

 これに調整式ラテラルロッドやフロントリーディングアーム、リアトレーリングアームをセットし、車高アップによる各部のズレを矯正してやるというのが傾向。ホイールサイズは、ファッション性を優先させたインチアップではなく、純正と同じ16インチが主流。組み合わせるタイヤは、オフロード用のオールテレーンが人気だが、さらにワイルド感をアピールするマッドテレーンタイヤも多かった。

 そして、ボディをモディファイするエアロパーツは悪路での干渉を避けるために小ぶりなタイプが主流。バンパーガード/アンダーガード/牽引フックなどを装備し、オフロード感を一層強めるのもオフロードスタイルの流れだろう。さらにパワー&トルクを引き上げ、走破性を高めるスポーツマフラーやバケットタイプのスポーツシートなども目立っていた。

【ストリートスタイル】

街中で映えるボディ&足回りメイク

 コンパクトクロカンのジムニーだが、街中に映えるオシャレなストリート仕様っていうカスタマイズもアリ。そんなボディをデコレイトするエアロパーツは大きく分けて2タイプとなり、オフロードのイメージをフィードバックさせたワイルドなタイプと、メルセデス・ベンツやレンジローバーといった欧州高級SUVチックな大型バンパーを採用したスタイリッシュなタイプに別れる傾向だ。共に凝ったデザインが採用されており、大型SUVと並んでも見劣りすることなく存在感をアピールできそうだ。

 そして足回りは基本的にはアゲ系となるが、個性をアピールするならローダウンもOK。ホイールについても16インチだけでなく、18インチでインチアップしてアーバンテイストを主張するのも良さそう。タイヤは、オールテレーンが主流で人気はホワイトレター。トーヨータイヤの「オープンカントリーRTホワイトレター」などジムニー専用サイズのホワイトレタータイヤが続々と新設定されており、今回の大阪オートメッセ2020での装着率も高かった。

 他にもストリート仕様では、ヘッドライトやテールライトのLEDイルミネーションも絶好のカスタマイズポイントになりそうだ。

 

【アウトドアスタイル】

積載性を高めた実用的オフロード仕様

 キャンピングカーブームの今日、ジムニーの高い走破性を活かしてキャンプに使用しているユーザーも多い。アウトドアに使用した際のネックは多くの荷物を積めないこと。そのためルーフキャリアを装着するデモカーも多かったのが印象的だった。

 また、就寝に便利なルーフテントも然り。カスタマイズのスタイルは基本的にはオフロードと同じで、山や海辺のキャンプ地に向かうために高い走破性が求められることになる。さらにキャンプでのナイトシーンで活躍するのがLEDライト。一昔前までバンパーやルーフなどのフロント周りにセットされていたのはフォグランプだったが、それに代わって凝ったデザインのLEDライトも多く見られた。

 キャンプとはちょっと異なるが、本家スズキが大阪オートメッセ2020に参考出品したのはジムニーシエラの「マリンスタイル」も完成度の高い1台。海でのレジャーを楽しむためウエットスーツに使用されている素材を使ったインテリア、ウッド調のフロアマット、ルーフサイドにセットしたロッドケースなどジムニーの新たなスタイルを提案していた。

 

↓【ジムニー&ジムニーシエラ・全34台の車両詳細は画像ギャラリーにて】↓
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