NAエンジンの最上級「RUF SCR」も公開
ポルシェをベースにオリジナリティあふれるコンプリートカーを提供し続ける「ルーフ」。初のオーフロードカーとなる『Rodeo Concept』と、自然吸気エンジンのフラッグシップモデル『RUF SCR』のプロダクションモデルを公開した。
ドイツ南部のファッフェンハウゼンに本拠を構えて創立80年を迎えた「RUF Automobile GmbH(ルーフ・オートモビル/以下ルーフ)」は単なるチューナーではなく、ポルシェからホワイトボディの提供を受けてコンプリートカーを世に送り出した実績を持つ。ドイツの自動車工業会にも所属し、自動車メーカーとして認知されている存在だ。
まず、Rodeo Concept(ロデオコンセプト)は「スリリングなドライビングを味わえる車両製作」をテーマとし、ウエスタン文化への愛情を形にしたスタディモデルだとしている。もちろん4輪駆動で、全地形対応の大型タイヤやロングストロークのサスペンションなどを組み合わせることで、オフロードユースに適応させたモデルだ。
次に2018年のジュネーブショーでプロトタイプを公開し、今回プロダクションモデルとして発表されたRUF SCR。こちらは、自然吸気の水平対向6気筒4リッターエンジンを搭載。最高出力は510馬力で、最大トルクは470Nmを発揮する。
今作のRUF SCRのプロダクションモデルではリアセクションに「ホエールテールウイング」と呼ばれるデザインを採用。強力なダウンフォースを生み出すことで、最高速度の320km/hでも高い安定性を確保しているという。
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