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見た目も走りも諦めない! カスタムもチューニングも好きな「わがままユーザー」こそ手を出すべきパーツ5選

機能性とドレスアップの一挙両得

 クルマをチューニングする目的は『走る・曲がる・止まる』といった基本性能を高めること。とはいえ見た目のカッコ良さは二の次というワケではない。「機能を追求しながらドレスアップにも貢献する」そんな一石二鳥のアイテムを紹介しよう。

1)車高調整式サスペンション

 機能性とルックスの両方を向上できるアイテムとして真っ先に思い浮かぶパーツといえば、車高調整式サスペンション、通称「車高調」だろう。本来はレーシングカーの足まわりを細かくセッティングすることが目的だったが、現在は「ローダウンしてカッコよくするための部品」といった認識の人も多い。

 確かにタイヤやホイールのサイズによって上げ下げしたり、雪の季節だけ車高を上げるようなユーザーにはピッタリで、キャンバー角を調整できるアッパーマウントや、調整機能を持つアーム類と組み合わせれば、車高と併せてアライメントも自由自在に設定できる。

 もっとも「車高調を装着しただけで満足して、そのまま一度も調整しないでいたらネジが錆び付いてしまった」なんてもったいない話も頻繁に聞く。走り重視のユーザーなら宝の持ち腐れになってしまうので、ぜひ調整して走りがどう変わるかを体験して欲しい。

2)スポーツホイール

 足まわりに大別するならも。明らかにドレスアップが目的のモデルは別として、軽量&高剛性を謳うホイールは当然ながら機能を最優先した設計だ。そのうえでデザインも可能な限りスポーティになるよう考慮した結果、ドレスアップパーツとしても絶大な人気を誇るようになったといえる。

3)ブレーキキット

  ひと昔前までは割とマニアックな部品だった大容量のブレーキキャリパーとローターも、今や足もとのドレスアップ派にも欠かせないアイテムになった。純正でブレンボなどが装着されている車種は別として、ノーマルのブレーキは素っ気ない色である場合が多く、またホイールをインチアップすると隙間が目立ちカッコ悪い。そこで大きなキャリパーとローターが注目され、ユーザーの要望に応えるカタチでキャリパー本体のカラーバリエーションも増えていった。

 メーカーによっては基本となる複数のカラーだけじゃなく、メッキ/アルマイト/チタン調などのオプション色があったり、装着スペースがあるかは別としてピストンを4/6/8/12ポットから選べたりもする。ビッグキャリパー風のカバーやドラムブレーキをディスクに見せるキットが人気なのも、ブレーキがドレスアップのひとつとして認知された証かもしれない。

4)エアロパ−ツ

 外装でいえば何といってもエアロ。ドレスアップで装着する人が大半だろうけど、忘れちゃいけない本来の目的は「空力の向上」だ。そこをシッカリ考えてデザインされた製品であれば、サーキットなどのスピード領域では高速安定性/ブレーキング時の安定感/トラクションの向上などを感じられるかもしれない。とりわけ街乗りで体感できることはないと思うが…。

5)バケットシート

 シートも室内をドレスアップで交換するユーザーが多いけど、キチンと設計された社外品はホールド性や疲れにくさが、コストを優先させた作りである大半の純正シートより上。大きなGがかかるサーキットでのスポーツ走行や、長距離ドライブを経験すれば純正との差が分かるに違いない。

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