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日本を代表する一流プロレーサーが86/BRZを駆る! いま最も注目を集めるワンメイクレースが今週末スタート

8年目のシーズンがやっとスタート チャンピオン争いと注目のポイントは?

 2013年にスタートしたTOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Raceも、8年目のシーズンを迎えた。しかし感染予防のために3月に予定されていた開幕戦は開催できず、そのまま第4戦までが延期または中止ということになった。

 全8戦が予定されていたが、国内のレース開催が全てスライドしたために日程を確保することは難しく、結局全5戦のスケジュールへと変更。とても残念なのは開催中止となったのが富士スピードウェイと鈴鹿サーキットという、日本でもっともメジャーなステージだったことだ。

開幕戦はスポーツランドSUGOで今週末開催

 というようなわけで、第5戦として予定されていたスポーツランドSUGOが、そのままの日程(7月24日・25日)で開幕戦として開催されることになった。

 今シーズンは、レギュレーション変更がほとんどなく、そういう意味では2019年シーズンの延長線上にある。速さのカギを握るタイヤは、いくつかのメーカーが新しいスペックを投入している。プロフェッショナルシリーズ用は3種類で、ブリヂストン・ポテンザRE-07Dは変更ナシ、ネクセンN Fera Sport Rはマイナーチェンジ、そしてダンロップはディレッツァβ05というブランニューへとモデルチェンジしている。

 クラブマンシリーズ用では4種類で、ダンロップ・ディレッツァβ02とヨコハマ・アドバンA052が変更を受け、ブリヂストン・ポテンザRE-12Dとグッドイヤー・イーグルRS SPORT S-SPECが変更ナシ。ただアドバンA052はトレッドパターンも含めて大幅に変更されていて、大幅なポテンシャルアップが噂されている。

 熟成が進むマシン本体だが、やはりG型以降で採用されているダッシュボード貫通型ロールケージはボディ剛性やハンドリングにも有効のようで、プロフェッショナルシリーズでは86のモデルチェンジを前提に、2020年と2021年の2シーズンを戦うために、ニューマシンを導入するチームも多いようだ。

マシンはほぼイコールコンディション ドライバーの腕が試されるレースなだけに見どころ満載

 スポーツランドSUGOのエントリーリストでは、当然というべきか、エントリー数は減少している。感染予防対策として、遠方のサーキットまでスタッフを派遣することを自粛するというチームがいくつかあるからだ。

 例えばプロフェッショナルシリーズの阪口良平選手やエキスパートクラスの神谷裕幸選手は、そうした会社の方針から足止めされている形だ。常にチャンピオン争いに顔を出してきたドライバーの顔が見えないのは、とても残念である。

 プロフェッショナルシリーズは、5度目のシリーズチャンピオンを狙う#1谷口信輝選手、2019年シーズンを争った#98近藤翼選手、#7堤優威選手などは顔を揃えるなど、阪口良平選手以外は、いつものドライバーに大きな変更はない。 チームを移動したのは#988井口卓人選手でブルーのSTIカラーからマッドブラックのRECAROカラーへと変わる。そのシートに代わって座るのは、クラブマンシリーズでチャンピオン争いをしたこともある#88手塚祐弥選手。BRZ勢は勢力を拡大したことになる。

 その他注目は、2019年までエキスパートクラスでチャンピオン争いをしていた#305水野大選手と#610大島和也選手が揃ってプロフェッショナルシリーズへとステップアップしたことだろう。どこまで戦えるのか? 面白い存在となりそうだ。

 クラブマンシリーズ・エキスパートクラスは、2019年シリーズチャンピオンの橋本洋平選手の名前がエントリーリストに含まれていない。先述の神谷裕幸選手を含めて、クラブマンシリーズのチャンピオンが誰一人として参戦しない、シーズンのスタートとなる。

 チャンピオン争いを展開するのは、2019年のゴールデンルーキー#56鶴賀義幸選手、そして#130松井宏太選手が中心となるだろう。そこに期待の若手#550宗藤昌太朗選手や#703花里祐弥選手、あるいは1年ぶりに復帰するジムカーナのレジェンドドライバー#370菱井將文選手が加わることになるハズだ。

 伏兵として気になるのは、ここ数年スポット参戦をしてきた#162松原亮二選手で、新しいアドバンA052を生かし切れば、台風の目となるかもしれない。

 2020年シーズンの開幕戦となる、TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race 2020 第5戦は、宮城県スポーツランドSUGOで、7月25日(土)~26日(日)に開催される。2ヒート制で、土曜日に予選と第1ヒート、日曜日に第2ヒートが行われる。

 レースは無観客ではなく、観戦エリアを限定した形でレースを楽しむことができる。ただし、昨年までのようにパドックなどに立ち入ることはできない。また入場時には検温も実施され、またマスク着用も求められているので、注意が必要だ。

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