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「色替え」「カーボン」「矢印ウインカー」! いまドレスアップ派が注目する「サイドミラー」カスタムとは

最新装備を残したままドレスアップできる

 ほとんどのクルマに付いているドアミラーは、安全装備として必須の存在。一部の高級車にはカメラ&モニターを活用するデジタルアウターミラー採用の車種もあるが、一般ドライバーの大多数がドアミラーユーザーといえるだろう。

 このドアミラー、近年は機能性がどんどん向上しており、新しいクルマの装備がそのままドレスアップ&性能向上ポイントとして注目されている。アフターマーケットでも人気があり、優れた機能を後付けできることから多くの車種で展開中だ。では、どんなカスタムが可能なのか順に見てみよう。

 まず、昔から定番といえるのがワイドミラーレンズ。純正よりも曲面になったミラーを使用することで死角を減らし、安全運転に貢献する。防眩効果を狙ったブルーミラーに交換するのがドレスアップ的にも人気で、欧州車テイストを盛り込む定番のカスタムだ。使用する際は純正ミラーから遠近感が変わってしまうので、慣れるまで運転には注意が必要。ミラーヒーター内蔵モデルなど、バリエーションもさまざま用意されている。

ドレスアップ効果の高いウイングミラー

 次に紹介したいのがLED内蔵のウイングミラー。ドアミラー先端の鏡面内部に、マジックミラー状態でLEDウインカーが仕込まれているというものだ。隣接する車両へウインカーの発光をアピールできるのだが、製品によってはシーケンシャル発光が選択できるものもあり、かなりドレスアップ効果は高い。シーケンシャルの発光パターンによっては車検で問題になる場合もあるので、購入&設定時によく確認しておこう。

 そして、最新の機能向上を狙えるのがBSM(ブラインドスポットモニター)装備のドアミラーレンズ。ドアミラーの死角に車両が接近した際、オレンジの警告灯がミラー先端で発光するというアレだ。装着にはセンサーを含めたインストールを必要とするが、万一の接触事故を未然に回避できるとなれば魅力的な安全装備といえるだろう。

 ドアミラーカスタムはミラー面だけでなく、ミラーカバー側のカスタムパーツも豊富に揃っている。ひと昔前はドアミラーウインカーを追加装備するものが多かったが、今や純正装備の車種が常識となり、さらに一歩先を行く展開に。

 レンズ形状を洗練させ、シーケンシャル発光にできるなど、よりドレスアップ効果を高めたカバーが人気の主流だ。高機能になるとポジション点灯できるマーカー機能やリモコンドアロックに連動するウェルカムランプ付きなど、より高級車の雰囲気が味わえるようになる。

 幅寄せが苦手な人にはサイドカメラが後付けできるキットもあるので、電装系ブランドの製品も是非チェックしてみよう。

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