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SUVもワゴンもミニバンも「着地」! 低さが命の「ドシャコタン」車4台の衝撃ルックス

「WAGONIST MEETING SPL」で見つけた注目車両

【ステーションワゴン&コンパクトカー編】

 ワゴン・ミニバン系のドレスアップ専門誌「WAGONIST(ワゴニスト)」。その人気コーナーのひとつである、愛車撮影会「ワゴニストミーティング」のスペシャルバージョンが昨年(2020年)末に、兵庫県にて開催された。

 コロナ禍のなかとはいえ、イベントには143台(抽選にて決定)のユーザーカーと13社のメーカー&ショップが参加。当日はサスペンションメーカーによる同時走行会や豪華商品争奪ジャンケン大会などが行なわれ、大きな盛り上がりを見せた。今回はそのなかから、ステーションワゴンやコンパクト系モデルをベースにカスタムしたスゴ技ユーザーカー4台を紹介しよう。

美しく優雅な極低シルエット【ATENZA WAGON】

 内外装ともにシックで上質感あふれる作り込みを披露するUサンのアテンザワゴン。エアサスで限界までガッツリ下げたロワードフォルムが、カスタムベースとしてのステーションワゴンの魅力を再認識させてくれる一台だ。

 オーナーが“一番の見せ場”と胸を張る内装は、イルミネーションすべてをあえて電球色で統一。加えてシートカバーやワンオフで張り替えたドアの内張りなどをベージュ系のカラーでまとめ、オトナっぽく落ち着きのある雰囲気に仕上がっている。

 ホイールがスポーツ系のエンケイRS05 RRというチョイスも、フィンスポークの優雅な雰囲気がプラスされていて大正解。静かなコダワリが全身に滲み出ている。

MAZDA ATENZA WAGON
[ホイール]エンケイRS05 RR(FR18×10.5J・インセット15)
[タイヤ]ハイフライ(FR235/40)
[エアサス]エアフォース
[エクステリア]Fバンパー:純正加工
[シートカバー]クラッツィオ
[インテリア]各部:張り替え
[オーディオ]μディメンション+ブラム

個性的なカラーコーディネートで魅せる【AXELA SPORT】

 マツダ車を象徴する鮮やかなソウルレッドのボディカラーに、アクアブルーのホイールが強烈なインパクトを放つ。その反面、エアロはボディに溶け込むフラップタイプを装着して、派手になりすぎないように留めているところが上手い。

 約5年かけてここまで仕上げたというNサンのアクセラは、オーディオ系イベントにもエントリーするだけあって、内装までしっかり手が加えられている。オーディオは当初フロントスピーカーだけの交換だったが、徐々にエスカレート。現在はラゲッジにアンプ&スピーカーが埋め尽くされた“内向き”と“外向き”の両方で聴かせられる仕様となっている。

 今後はここからさらに足まわりのセッティングを煮詰めていく予定。個性的でハイレベルなメイクは、まだまだ加速していきそうだ。

MAZDA AXELA SPORT
[エアロ]フロント/サイド/リア:マツダスピ−ド
[ホイール]ワークエモーションCRキワミ(F18×9.5J・インセット20:R18×10.5J・インセット23)
[タイヤ]ニットー(F205/40:R225/40)
[車高調]スタティック
[マフラー]ワンオフ
[エクステリア]アイライン:カーショップナガノ ドアミラーガーニッシュ:マツダスピード
[シートカバー]クラッツィオ
[ステアリング]ボルテックス
[インテリア]ドア内張り:張り替え トランクオーディオ
[チューニング]Fストラットタワーバー
[オーディオ]クラリオン

最先端の“下げ系”SUVメイク【CX-3】

 パッと見では車種の見分けが付かないほど、ギリギリまでローダウンされたこちらの車両。ベース車両はなんと、コンパクトSUVのCX-3だ。

 赤ボディ×白ホイールという王道のコーディネートながら、エアサスによる圧倒的なローダウンで確実に個性化。USマツダ純正のルーフレールとクロスバーの装着も、あえてSUVらしさを残す手法で、トレンド感の強いスタイリングが完成している。

 目を惹くインテリアのMTシフトノブは海外の「VMSレーシング」というメーカーのモノで、見た目だけでなく操作性にも優れるというお気に入りのアイテムだ。ラゲッジオーディオも充実の構成で、同位置のフロア下にインストールしたエアサスタンクの見せ方にもセンスが溢れる。

MAZDA CX-3
[ホイール]ワークエモーションCRキワミ(FR19×9.5J・インセット38)
[タイヤ]ピンソ(FR225/35)
[エアサス]イデアル
[エクステリア]ルーフレール/クロスバー:US仕様純正
[インテリア]ラゲッジオーディオ
[オーディオ]JLオーディオ

全身ワンオフで理想のスタイルに【JADE】

 遠目からでもカスタマイズ上級者のオーラがビシビシ伝わってくる一台。ベースとなっているのはホンダ・ジェイドで、オーナーのTサンはドレスアップシーンでは決してメジャーとは言えない車両を、ショップと二人三脚でここまで仕上げた。

 ボディカラーは独自調合のピンクベージュでオールペン。フロントからリヤまでのエアロ類もすべてワンオフ品で、理想のスタイルを構築している。

 もちろん内装も抜かりなく、ラゲッジのオーディオはもちろん、ドアや天井などの生地をすべて張り替えて自分好みの仕様に。ノーマル風の前後フェンダーもじつはわずかにワイド化されていたりと、全身ハイレベルな装いを披露している。

HONDA JADE
[エアロ]フロント/サイド/リア/ウイング:ワンオフ
[ホイール]フォージテックFTD201(F19×9.0J:R19×10.0J)
[タイヤ]ハンコック・ヴェンタスV12エボ(F215/35:R235/35)
[車高調]イデアル+Tディメンド
[マフラー]ワンオフ
[エクステリア]Fグリル/ドアミラーカバー:純正ガンメタ塗装 ヘッドライト/フォグライト:F後期型用純正
[フェンダー]純正ドアミラー加工 Rゲートスポイラー:ワンオフ オールペン:ピンクベージュ
[シートカバー]クラッツィオ
[ステアリング]純正巻き替え+植毛加工+塗装
[インテリア]各部:張り替え
[チューニング]サスペンションアーム類:Tディメンド
[オーディオ]カロッツェリア+ハーツ

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