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「通勤快速車両」にしては本気すぎる! VTECサウンドを響かせる究極の「510ブルーバード」

自動車業界人こだわりの愛車を紹介

 仕事もプライベートも大好きなクルマにどっぷり! そんな愛すべき自動車業界人は、普段どんなクルマに乗っているのだろうか? 今回紹介するのは日本屈指のステアリングボス/ハンドルボスの製造メーカー「ワークスベル」の奥村明弘氏だ。

初出:HIACE style vol.87付録(一部加筆)

 

S2000のエンジンを搭載した究極の510ブルーバード

 先輩が乗っていてとてもカッコよく、昔から憧れていたブルーバードを遂に手にした奥村氏。このクルマは、快適通勤車両にしたいということから、エンジン、ミッション、空調系などをすべてS2000用に換装した。そのため、パワフルかつスムースにドライビングすることができ、まさに快適に乗れる旧車だ。 ボディカラーは、フィアット500アバルトの純正カラーにオールペンし、バンパー、ウインカー、ヘッドライトなどを交換。フューエルリッドのキー穴とトランクリッドのキー穴をともにスムージングし、現代のクルマ同様車内からのオープナーによって開けることができる。エキゾーストマニホールドやマフラーはワンオフ。もちろん、電動パワーステアリングを装備している。

 

微に入り細に渡るカスタマイズに脱帽

 ウォッシャーノズルも本来ならワイパー側に装備されているのだが、そこを埋めてボンネット側に移植するという技あり加工も施している。トランクリッドには通常鍵穴があるはずだが、それをスムージングし、車内からオープン。マフラーはワンオフで心地よいサウンドを奏でていた。

 リヤシートはスタンダード。運転席はブリッドのedirbを2脚装着している。このサイドサポート感が最高だ。運転するのが楽しくなる仕様だ。

 エンジンはS2000に換装し、トラスト・エアクリーナー、ワンオフエキマニなどを装着している。

 各種メーターやエアコンのスイッチ、トランクオープナースイッチなどがまとめられるセンターコンソール。ペダル類も現代版に変更されている。 ステアリングボスはもちろんワークスベルのラフィックスGTCを装備。バケットシートには必須アイテムだ。メーターはS2000のデジタルを装備。

 

 サスペンションやブレーキもしっかりと仕上げているので、フィーリングは最高。週末のドライブを楽しんでいるそうだ。

SPECIFICATION
●車名:510系ダットサン・ブルーバードSSSクーペ
●年式:1970年
●購入年:2017年
●エクステリア:フィアット500アバルト純正ソリッドグレーオールペン/
BREタイプチンスポイラー/IPF・ヘッドライト/グリル交換/ウインカーレンズ交換/バンパー交換/トランクリッド&フューエルリッドスムージング/ウォッシャーノズル移動
●インテリア:ブリッド・edirbバケットシート/S2000デジタルメーター/ナルディ・クラシック/ワークスベル・ラフィックスGTC/オクヤマ・ワンオフフットレスト&ペダル
●機能パーツ:エンジンS2000スワップ/S2000コンピューター/S2000ミッションスワップ/ワンオフエキゾーストマニホールド&マフラー/クスコ・フロントタワーバー/3層ラジエータ/トラスト・エアクリーナー/ワンオフ車高調整式ショックアブソーバー/ビルウッド・フロントキャリパー&ディスクブレーキ/S30流用リヤドラムブレーキ
●ホイール&タイヤ:ボルクレーシングTE37(F15×7.0インセット+15、R15×8.0インセット0)/アドバン・ネオバ(F、R195/50)

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