ひと手間かけるだけで愛車の雰囲気が変わる
フルエアロやオールペンだけがドレスアップじゃない。最近は純正+αや「同じクルマに乗る人が見れば気付く」といった、ピンポイントのさり気ないカスタムが全国的に流行しつつある。比較的ローコストなうえ作業の手間も少なく、それでいて確実に個性をアピールすることが可能。代表的なメニューをいくつか紹介するので、愛車を仕上げるときの参考にしてほしい。
ワイパー
まずは実用性とルックスを両立できるワイパー。整流効果を高めて浮き上がりを抑える、エアロワイパーは以前からメジャーな商品だ。スポイラーのようにスタイリッシュなデザインだし、撥水効果に優れたゴムを使っているケースも多く、立派な機能パーツといって差し支えないだろう。
ドアミラー
続いてはドアミラー。視認性を損なうことなくイメチェンさせたいなら、メッキやカーボン柄のカバーが手っ取り早い。エアロミラーや塗装に比べて費用対効果が高く、壁に擦ったとしてもミラー本体は傷付かずに済む。もし車種専用のカバーがなければ、傷の防止とワンポイントのアクセントになる、両面テープで貼るプロテクターもオススメだ。
ゴムモール
アイディアしだいで使い道が広がるのは、ラバーリップなどと呼ばれるゴム製のモール。メートル単位で販売されておりメーカーによってはカラーも豊富、柔軟性に富む素材なので湾曲した部分にも貼り付けやすい。
光モノ
最後に王道である『光りモノ』のネタ。純正でLEDのバルブを採用していない年代のクルマなら、ポジションランプやナンバー灯を変えるだけでも、相当なイメージチェンジになるに違いない。注意すべきは保安基準に適合しているかどうかで、ポジションランプの色や光度はかなり細かく定められている。
気軽に楽しめる『チョイいじり』であっても、保安基準の範囲内で楽しむと気持ちを忘れずに。