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スポーツマフラーの出口が「青い」のはナゼ? クルマ好きが「チタンブルー」にこだわる理由とは

マフラー出口をドレスアップする新潮流

 チューニングの第一歩といえば、今も昔もマフラー交換。排気効率を高めてパワーアップさせるだけではなく、スポーティな音やルックスも大きな魅力だ。とくに近年はドレスアップ目的でマフラーを選ぶ人が増えており、メーカーは性能に加えデザイン面も妥協せず製品を開発している。そこで注目したいのがテール、すなわち出口が青く輝いているマフラーだ。

究極を求める姿勢の証「チタン・ブルー」 

 色で性能が変わるとは思えないし、あえて青くする理由は何だろうか。マフラーの出口が青いのは『ヒートグラデーション』といい、チタン素材に熱が入ることによって変色する独特の現象が原因。そして知っている人も多いと思うが、チタンはステンレスに比べて大幅に軽量なうえ、独特の乾いたサウンドも人気だし高価がゆえにユーザーの所有欲まで満たしてくれる。 限界ギリギリまで軽量化するフルチューンの車両や、規則で変更が認められているレーシングカーでは、チタンマフラーを使うのが当たり前といっていい。

チタンの「美しい青色」に憧れて

 とはいえチタンは材料そのものが高額で加工も難しく、マフラーの価格はステンレス製を大きく上まわってしまう。20万円や30万円などというケースも決して珍しくなく、高性能とわかってはいても手を出しにくいのだ。 チタンならではの美しい青色は手に入れたい、でも予算を何十万円も割くことは難しい。そんなリクエストに応え、最近ではステンレス素材ながら焼き入れによりチタンのように青く輝くテールのマフラーが、さまざまなメーカーからリリースされるようになってもいる。モチロン軽さまでチタンと同じにはならないが、そこまで追求する本気組はごくごく少数派だろう。

 リーズナブルに済ませたいなら、性能も音にもこだわるマフラー全体とは言わないまでも、本物チタンに焼き入れが施されたマフラーカッターを出口に装着する手もある。 今どきのものは造形もフィッティングもクオリティが高く、ドレスアップパーツとして十分に有用といって差し支えない。被せるだけと簡単だが、見た目のインパクトはバツグンだ。

DIYでもできなくはないが色ムラが出る

 またガスバーナーを使い自分で焼き入れする強者もいるようだが、挑戦した人に聞いたところ色ムラなく均一に焼くのは難しく、市販品のように仕上げるのは相当なノウハウが必要らしい。いきなり本番のマフラーで試すのはリスクが高いので、まずは中古やステンレスのパイプなどで経験を積んだほうが無難だ。

 余談だがチタンが青く焼けるのは200~250℃、それ以上は紫や黒っぽい色に変わるとのこと。いずれにせよ昔と比べチタンの『色』だけなら、誰もが格安で手に入れられる時代になった。多くのチューニングカー好きが憧れる青い輝きで、愛車のリヤビューを引き立ててみよう!

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