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見た目よければすべてよし! 性能は上がんないけどカッコはいい「ビジュアル系」カスタム4選

気軽にドレスアップできるパーツ

 スポーツカーやミニバンなどジャンルこそ異なれど、愛車をカッコよく仕上げたい欲求を持つのは誰もが同じ。だけどカスタムするためのパーツは意外に高価で、そうそう気軽に手を出しにくいことも確かだ。まして「機能は求めていないけどルックスに惚れた」なんて人にとっては、リーズナブルに見た目だけを変えるアイテムがあるに越したことはない。というワケで性能にはまったく関係がない、でもドレスアップに有効なパーツを挙げてみよう。

マフラーカッター

 まずは昔からの定番といえるマフラーカッター。ひと言で説明するとマフラーのテール部分に被せる金属の筒で、色気のないスチール製の純正マフラーをサイズ感も含め変身させられる。以前はいかにも後付け感が強い安っぽい製品が多かったが、最近では焼き色がチタン風のグラデーションだったり、形状もオーバルやダブル出しなど選択肢が増えてきた。

 当然ながら排気効率や音量に影響しないので、性能は上がらないが車検に落ちる心配もない。ただしリヤバンパーから著しく突出していたり、取り付けが不安定だとダメ出しされる可能性があるので注意。

ビッグキャリパー風カバー

 次はブレーキのビッグキャリパー風カバー。セダンやミニバンはホイールのインチアップが定番中の定番、しかし大きくするほどブレーキのスカスカ感が大きくなってしまう。それを解消するため純正キャリパーの上から、ビッグキャリパーを模したプレートを被せるワケだ。

 マフラーカッターと同じくコレも以前は完成度が高いとはいえず、遠目から見ても違和感のある製品が少なくなかった。しかし最近は車種専用に設計し自然なフィッティングだったり、細部まで本物のビッグキャリパーのディテールに近付けるなど、登場したてのころとはクオリティが別モノといえるほど高くなっている。

 同じくブレーキ系ではリヤのドラムをディスク風に見せるキットや、ドラム自体に塗装やメッキを施してドレスアップした製品も。いずれも実際の制動力にはまったく関係ないが、見た目のインパクトは本物と遜色ないはずだ。

カッティングシート

 作り手のアイディア次第で使い道が広がるのは、切り貼りできるカーボン柄のカッティングシート。軽量かつ高剛性なカーボン製のエアロパーツが欲しい、でも金額を考えるとキツイし見た目だけでいいや、なんて人にとっては格好の手段だと太鼓判を押せる。

 大きな部位や湾曲しているパーツに貼るのはテクニックがいるものの、失敗してもさほど大きな出費じゃないので作業を楽しんでもいい。柄も単なるカーボンに限らずシルバーやレッドなど色々あり、純粋なドレスアップとしても人気のあるメニューだ。

ダミーダクト

 続いて両面テープで貼り付けるだけのダミーダクト。スポーツカーはフェンダーやボンネットに、空気を抜くダクトを設けている場合が多い。貼り付けた場所に穴開けて本当に放熱や整流させる汎用ダクトもあるが、手軽さと費用を重視ならダミーで十分だろう。ただし貼るときは本物のダクトと同じか、実際に効果が得られるであろう場所にしないと、チープさが急上昇してしまうので気を付けよう。

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