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あなたの「洗車の仕方」ぶっちゃけ間違ってます! 愛車を傷つけないための「賢い洗車テクニック」6選

洗車のイメージ

いつもの洗車が愛車を傷つけているかも!?

 洗車というのは不思議なもので、みんながするけど、誰に教えてもらったわけでもなく自己流が多かったりする。洗車好きの方なら、ノウハウ本やネット、自動車雑誌の企画などを参考にして上手なやり方に注意を払っているかもしれないが、大多数はなんとなくザッとやっているというのが正解だろう。

 もちろん自分のクルマなので他人からとやかく言われたくないと思うかもしれないが、とはいえ、どうせやるならきれいにしてやりたいし、逆効果なことは避けたい。今回はきれいにしているつもりがキズを作ってしまわないよう、注意点を紹介していこう。

注意点1:いきなり洗ってしまうのはNG

 いきなりシャンプーをかけて、スポンジでゴシゴシと洗うというのはやりがち。一見すると、それ以外に方法はないと思ってしまうが、なにもしていないボディというのはホコリや砂が乗っていて、これらがキズの原因となる。触れる前にできるだけ流しておくのがキズを少しでも防ぐための基本だ。ベストはバケツに作ったシャンプー水をボディ全体にかけてやるという方法。少なくとも、水で全体を流してから洗ってやろう。

注意点2:スポンジはマメにモミモミ

 シャンプーをかけるとき、スポンジを使うのは当然。ただ必死になってやるあまり、シャンプー水をボディに補充するためにスポンジですくったとしても、スポンジに取り込んだゴミや汚れをもみ出すのを忘れていることがある。こまめにバケツの中でもんでやることによって、キズの原因となる砂やホコリをスポンジから排出することができる。また泡を切らさないことも大切で、泡が塗装とスポンジの間に入ってクッションの役割をして、キズを防止してくれる。

注意点3:上から下へ、そしてホイールへ

 得てして、見えたところから始めてしまうのが洗車だ。ボンネットから始めて、ドアのあたりに行くのがよくある流れだろうか。もちろん正しい順番があって、シャンプーの場合は上から下へが基本。つまり汚れを上から流すようにしてやる。逆は汚れの再付着もあるし、服が濡れたりもする。

 またキズ防止という点では、サイドにあるプレスラインから下はとくに汚れている部分なので、最後に洗うのはもちろん、できるならスポンジを変えてやりたい。ブレーキダストが付いているホイールは最後に洗うこと。

注意点4:拭き上げはやらない!?

 シャンプーを洗い流したら水分を拭き上げるが、このときもキズが付くことがある。そんなにキズが付くのか? と思うかもしれないが、塗装は柔らかいもので、そこを大なり小なり力を入れてこするというのは、キズが付いても仕方がない行為だ。

 塗装を傷めたくないなら、最大限に配慮する。拭かないとしたらどうしたらいいのかというと、近所を一周して飛ばしてやるのだ。そのうえで残った部分だけを拭き上げてやるといい。また水分を飛ばすという点では、撥水効果のあるシャンプーを使うのも手。かけただけで自然と水玉ができて、水分は落ちていくのは効率がいい。

注意点5:ワックスがけで円を描くのはご法度

 コーティングが主流になっているとはいえ、ワックスもまだまだ健在。そこで今でも見かけるのが、クルクルと円を描いてかけること。やった気にはとてもなるのだが、実際は避けたい行為だ。タテとヨコ、直線でかけていくのが正解。いずれにしてもかけること自体、キズという点では同じじゃないかと思うかもしれないが、円でキズが付くと目立つし、バフで磨き落とす場合、円と回転がリンクして落としにくい。直線であれば目立たないし、落とすときも楽にできる。

注意点6:スポンジは別で用意

 ワックスやコーティングに付属しているスポンジは硬めのものが多い。これがダメというわけではないが、可能なら別売りのソフトなものを使いたい。化粧用のパフと同じ素材のものなど、素材はさまざまだ。付属のものを使う際は、固形ワックスなら軽く濡らしてやってからかけると力を入れず、スッと伸ばすことができる。

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