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NV200がトラックに! キャンピングカー製作のノウハウも注ぎ込んだぶっ飛びカスタム【東京オートサロン2022】

AT-Z「NV200カスタムトラック」

イメージはNASCARを走るレーシングトラック!?

 どこかおかしなスタイリングのクルマを発見しました。顔は日産のNV200バネットだけど、リヤにはトラックベッド(荷台)が……。この摩訶不思議な車両を製作したのは、キャンピングカービルダーとしてキャブコンやバンコンなどのキャンピングカーを製造・販売する「AtoZ」です。

魔改造トラックにはキャピングカー製造のノウハウを投入

 製作コンセプトは、「NV200バネットをトラックに仕立てた面白いクルマを作ってみました」とのことです。元々、NV200バネットをベースにキャンピングカーを製作する際、バンの荷室を切り取って、そこにキャンピングカーの荷室を載せる工程を踏むため、キャンピングカービルダーとしたら特別珍しいことをしたワケではなく、いつもの工程の流れで「AT-Z/NV200カスタムトラック」を作ったそうです。

 正直、キャンピングカーの製造工程で、車体後方をカットしたところに荷室部分を置くなんて想像したこともなかったのでビックリ!!

エアロスタイルの足元にはRSワタナベをインストール

 しかも、オリジナルのトラックベッドをはじめ、オリジナルのエアロパーツやブリスターフェンダー、アクリルウインドウ、バグガード、スモークフィルムなどを装着しています。フロントバンパーにあるフィンやゴツめのエアロパーツはブラックに塗られていて、メリハリのあるカスタムになっています。

 モリモリのフェンダーやダクト風の塗り分けも力強く逞しいイメージで、レーシングホイールでお馴染みのワタナベ8スポークに、オリジナルでワンオフしてもらったというホイールキャップを装着した足元との相性も抜群です。

販売も検討中! トランポとしてさまざまなシーンで活躍必至

 また、ダウンサスで35mmローダウンされたスタイルなので、サイドから見たときのシルエットにバネットの面影はほとんどないのも、むしろピックアップトラックの特徴を強めていて高ポイントです。リヤルーフウイングやリヤゲートのラインが後ろへスッーと流れていて、風を感じるようなシルエットに仕上がっている点もかっこいいですね。

 今後は販売も考えているとのことで、このカスタムされた完成状態で400万円前後くらいを検討しているそう(※タイヤ代は別途)。自転車やバイクを積んだりと、大型のアクティビティアイテムを運ぶのに活躍する相棒になってくれそうですね!

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