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SUV買うよりSUV化のほうがイケてる! 愛車をキャラ変させるカスタムテク4つ

スズキKeiのシャコアゲスタイル

新車でもSUV風に仕立てたモデルが大人気

 ヤリスクロスやフィットクロスターに代表される、アウトドアを意識したコンパクトカー。本格的なクロカンほどの走破性は必要ないが、少しワイルドな見た目と取りまわしのよさが欲しい。そんなユーザーの気持ちとニーズを見事にキャッチし、従来にはない新たなカテゴリーを確立している。

 しかしブームの陰で悔しい思いをしている、ごく普通のコンパクトカー乗りもいるはず。『もし自分が買うときにあれば絶対に選んでいたのに……』と悔やんでもさすがに乗り換えは厳しい。そんな葛藤を抱えたユーザーに薦めたいのが、アフターパーツによる『SUV風カスタム』だ。

マストはもちろん「リフトアップ」カスタム!

 さすがに基本設計の違いまでは変えようがないものの、ルックスや性能は追い付くどころか追い越すことも可能。いわゆる小型のハッチバック車を想定した、SUV化にマストなアイテムを紹介していく。

 真っ先に手を付けるべきはリフトアップスプリング。車高がノーマルより少し上がっただけでSUVっぽさは強まるし、最低地上高が上がれば未舗装路での走破性も向上するだろう。

 リフトアップに対応したダンパーやブレーキホースも併用すれば、より性能は高まるしトラブルの可能性も減るのでオススメだ。

ラギッドさを演出する「ブロックタイヤ」や「ルーフラック」も欲しい!

 次にリフトアップと同時にカスタムしたいのはタイヤ。本格的なオフロード走行を専門とするマッドテレーンとまではいわずとも、オン/オフの両方に幅広く対応できるオールテレーンやラギッドテレーンなどを使用すれば、舗装路でのロードノイズや燃費を含めて大きな不満は出ないと思われる。

 見た目と実用性を兼ね備えるアイテムとしては、屋根に載せるルーフラックやルーフボックスも。キャンプ道具をはじめめとするアウトドア用品、とくに水や砂で汚れたモノを車内へ入れずに済み、かつ外観もイッキにSUVらしく変身させられる。風の抵抗が大きくなるとか燃費が落ちるマイナスはあれど、アウトドア好きにはメリットのほうがはるかに大きいと思う。

アピール度が高い隠れた名品「マッドフラップ」も押さえておく!

 SUVらしい外装パーツとして、比較的安価で簡単に装着できるマッドフラップも忘れてはならない。後方へ泥や石が飛び跳ねるのを防ぐことが目的で、ラリーやダートトライアルの車両は確実に装着している。乗用車でも純正またはオプションとして備えていることはあるが、サイズは小さく色もボディと同じであるケースがほとんどなので、後付けなら大きなサイズやビビッドなカラーでアピールできる。

 とくにトレッドパタンの大きいタイヤは泥や石の跳ねも激しいので、後続車に対する配慮としても使うべきアイテムといえる。外装系なら、ほかにもスキッドプレートといったガード類。SUV系じゃないと車種ごとの専用品がないかもしれないが、形状が近ければ少しの加工で装着できる場合がある。下まわりのパーツを路面の凹凸や石から守りつつ、SUVらしいルックスに変身できるのが人気の秘訣だ。

灯火類では定番のフォグランプ、最近ではライトバーもオススメ

 最後は灯火類からふたつのパーツを挙げたい。ひとつめは大型の後付けフォグランプ。いわゆる市街地や高速道路なら濃霧のときの補助灯として使うライトだが、街灯のない真っ暗な林道を走るときもおおいに役立つこと間違いナシ。ただし社外品の大きくて丸型のフォグランプはSUVっぽい雰囲気が満点だが、最近のクルマのバンパー形状(段差と局面が少ないデザイン)を考えると装着しにくいのが難点かもしれない。

 取り付けしやすいという意味ではライトバーもお勧め。わかりやすく説明するとLEDを横に並べた作業灯で、ルーフ前端やボンネット後方に装備することが多い。運転席から操作できないことや走行中の点灯は禁止など保安基準に関する規定はあれど、作業灯は補助灯にカテゴライズされるフォグランプと法規での扱いが違うので明るさは自由。出番が多いアイテムではないかもしれないが、点灯しない状態でも外観のインパクトは十分だ。

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