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ただのS30風カスタムじゃない! ボディも大胆アレンジしたZ34フェアレディZのこだわりがスゴイ【大阪オートメッセ2022】

日産京都自動車大学校のZ34フェアレディZスタイリングイメージ

新型Zのカスタマイズ仕様に瓜二つ!?

 2月11日から13日の日程で開催されている大阪オートメッセ2022。日産京都自動車大学校ブースに展示されていたフェアレディZは、オレンジのボディカラーとS30風のカスタマイズ。日産自動車のブースに参考展示されていた、新型フェアレディZのカスタマイズドプロトを思わせる1台です。

オートメッセの会場へは自走で搬入

 この車両のベースは2022年2月現在現行型となるZ34型。これに初代フェアレディZであるS30型の再生パーツやオリジナルパーツを移植し、S30らしいフロントビューとリヤビューを実現しています。また、しっかりと車検を取得しているのも自慢のポイントで、この大阪オートメッセの会場へは自走で搬入したとのこと。搬入日にはサイドウォールを綺麗にしてから、タイヤレターを施している様子も見受けられました。

ナローなデザインをワイドなボディで再現

 S30なルックスをZ34で実現するにあたり、もっとも苦労したのはそれぞれの車両のサイズが大きく違うということだそうです。とくにそれを感じたのが車幅だったとのこと。S30の1630mmというナローな車幅に対し、Z34は1845mmとワイドな車幅。ナローなS30向けに作られたパーツを、ワイドなZ34に装着するため学生たちが考えた案が、各種パーツを3分割にして拡張するという手法でした。

 バンパーのメッキモールやバンパースポイラー、リヤスポイラーなどを3分割してから延長し装着したそうです。ナンバー枠とライト類が一体となったリヤのワンテールガーニッシュは本物を使用していて、これも車幅に合わせて3分割し、延長加工が施されています。

S30らしいシルエットにもこだわった

 フロントフェイスとリヤビューでS30のルックスを体現しているこの車両ですが、全体的なシルエットにもこだわりがあります。ノーマルのZ34はルーフからリヤハッチ、リヤバンパーへなだらかに落ちていくラインを描きます。ですが、S30の場合途中で切り落とされたかのようなデザイン。これを再現するため、リヤハッチの後端を切り落としてから、発砲ウレタンを盛り削って形を整えたという。

 また、ボンネットにも技ありな加工が施されており、S30のパワーバルジに近づけるべく、ボンネット真ん中だけZ33のパワーバルジを移植してくっつけているとのこと。

京を感じるボンネット内部にも注目

 ボンネットを開けるとフェンダー周りや、ライトユニット周辺からは苦労の跡が見受けられますが、注目すべきポイントはエンジンヘッドカバー。紅葉があしらわれており、これはペイントやラッピングではなく本物の紅葉を使ったとのこと。学生たちの本拠地である京都らしさをエッセンスとして入れようということで、アクリル樹脂を塗った上に紅葉を散りばめ、その上から再度アクリル樹脂を塗っているそうです。

 単にS30ルックにしただけでなく、S30らしいシルエットにもこだわったなかに、遊び心も垣間見える1台となっています。

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