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工具セットやシートカバーに洗車用品売れる! 物販ブースの売れ行きからカーグッズの最新トレンドを探る【大阪オートメッセ2022】

「大阪オートメッセ2022」の物販ブースに「人気トップ3」を聞いてみた

 メーカーのコンセプトカーやショップのデモカーといったカスタマイズカーが魅力の「大阪オートメッセ」だが、もうひとつの魅力が物販ブースだ。メーカーの人に話を聞きながら購入ができるため、自分にピッタリなアイテムを選ぶことができ、ショップによっては特別価格で提供している場合もある点も見逃せない。そこで今回は、会場で物販ブースを構えている3ショップの人気トップ3をチェックしてみよう。

TONE編

 一般整備からレースや整備工場などのプロツールとしても人気の高いTONE(トネ)。大阪オートメッセ会場では福袋として高額商品が特価で販売されており、つねに人が集まり、その衝撃のプライスタグを見て買い物をしている人が多かった。

1位 ハイブリッド電動ドライバー

 そのなかでも人気No.1はハイブリッド電動ドライバー。電動の早回しと手動の本締めができるハイブリッド式で、USBで充電可能な手のひらにぴったり収まるコンパクトサイズだ。通常価格8800円が会場限定価格3000円と格安なのもあり、圧倒的な人気を見せていた。

2位 ツーリングセット

 TONEの人気No.2は、塚本奈々美選手がオススメするツーリングセット。ソケットレンチビットセットにLEDライト、ペットボトルホルダーがセットになり、バイクツーリングの車載工具としてピッタリのコンパクト&ユースフルなセットとなっている。2万6620円相当の4点入りで8000円とかなり特価になっていた。

3位 トルクレンチセット

 人気No.3はトルクレンチセット。差込角12.7mm 1/2”のトルクレンチに、LEDワークライトがセットになった5万50円相当の2点セットが、なんと1万4000円と破格の値段だ。

 そのほかには、限定3セットとして、ヘビーローラーキャビネットセットとしてワイドキャビネットだけでなく、382点の工具がセットになった151万8000円相当が、58万円で販売されている。そこまでのフルキットは必要ないというのであれば、手持ちタイプのツールボックスに工具とトルクレンチ、LEDライトなど15万7300円相当45点入りセットが4万5000円で販売されていた。

 普段ではできないが大阪オートメッセならではの特価で販売されていた。特価で提供することでTONEの良さを体感してほしいという意気込みで販売が行われていた。

ゴードンミラー編

1位 CORDURA(コーデュラ) カバーシリーズ

 ゴードンミラーの人気ナンバーワンのアイテムは、車両のシートやラゲッジ、シートバックなどに装着することができる「コーデュラ」シリーズだ。

 耐久撥水加工とPVC加工を施し、防水と耐久性に優れ、カラーも4種類と豊富な「汎用シートカバー(フロント1脚2900円、リヤ一式4300円)」と、同様の素材で作られた「ラゲッジシート(3800円)」はレジャーシートとしても使える優れもの。

 そして脱着式のティッシュホルダーも備えた「シートバックポケット(3400円)」は、煩雑になりがちな車内の小物たちの整理整頓にもひと役買ってくれるアイデア商品となっている。

2位 高圧ロングジェットノズル

 フレキシブルに曲げることができるジェットノズルと長いアームで、高いルーフや下まわり洗浄も自由自在の「高圧ロングジェットノズル(2700円)」も、愛車をキレイに保ちたいユーザーから支持の高い人気アイテム。

 一般的な水道ホースの先端に装着することができるため簡単にセット可能であり、水道の勢いを強めてくれるジェットノズルのため、アウトドアレジャーで付いた泥汚れなども楽々洗浄が可能。

3位 メカニクスグローブ S/Mサイズ

 この季節のガレージ作業では必須アイテムとも言える「メカニクスグローブ(3600円)」も人気商品のひとつ。装着を容易にするフックが備わるなどアイデアも満載だが、とくに嬉しいのがスマホに対応している点だ。

 作業中に電話がかかってきた場合でも、いちいちグローブを外すことなくスマホの操作ができるため利便性も高く、アウトドアレジャーのときの防寒アイテムとしても使い勝手が高い。

SPASHAN編

1位 SPASHAN 2022

 毎年モデルチェンジを重ねているベーシックモデル「SPASHAN」の2022年モデル(8800円)が堂々の人気第1位。今回は次世代の半導体コーティングを導入しているが、これは半導体の基板に使われているコーティングと同様の考え方をもつもの。帯電防止によってホコリなどの付着を防ぎ、ボディが水分を拒絶する強疎水性を実現してくれる。

 もちろん施工方法は従来のSPASHANと同様簡単で、乾燥させるだけで被膜を形成し、熱硬化後もひび割れにしくい被膜が愛車の光沢や艶を長くキープしてくれるのだ。

2位 スローンアクリルコート

 洗車の仕上げに施工することで、ボディがミラーを1膜張ったような高反射性のツヤを実現するとともに、強撥水も実現してくれるスプレーコーティングの「スローンアクリルコート(1万3900円)が2位の売り上げとなっている。

 施工時の馴染みが非常によくムラになりにくい特性を持つため、元々はSPASHAN製品のトップコートとして開発されたものではある。だが、単体でも非常に強力な効果を発揮するため、機械洗車などの仕上げに使うだけでもかなりの仕上がりを実現できる点も人気の秘訣のようだ。

3位 アイアンバスター6

 知らず知らずのうちにボディに蓄積する鉄粉汚れは洗車後のボディの輝きを阻害する要素のひとつ。そんな鉄粉を手軽に除去することができる「アイアンバスター6(1990円)」は、コーティング前の下地作りにピッタリの一品。

 ボディへダメージを与えない中性となっているため、ゴムやメッキ部分、ガラスなどに付着しても問題なく、鉄粉除去剤にありがちな独特の臭いも抑えられている点も嬉しいポイントと言えるだろう。

 コロナ禍だからこそ愛車との時間を大切にしたいと思うオーナーは多く、それに応えるべくさまざまな良質なグッズが続々とリリースされている。大阪オートメッセ2022というイベントの場で、そんなグッズを実際に手に取って検討して、特別価格で手に入れられるチャンスを、来場者の皆さんは存分に活用したようだ。

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