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空気を味方につける! STIパーツで武装した新型WRX S4&BRZの圧倒的存在感【大阪オートメッセ2022】

WRX S4のフロントスタイリング

レースで得たノウハウが生かされた珠玉のアイテムを装着

 スバルのモータースポーツを牽引していくWRXとBRZ。AWDとFRという違う駆動方式を用いながら、根底に流れる走りの楽しみは変わらない。

話題の新型WRX S4にもSTI PerformanceのDNAを注ぐ

 そのなかでMT車の運転はちょっと……という人にはWRX S4というモデルも用意されている。アイサイトも装備され、長距離運転は快適に。スポーツドライブはアグレッシブに行えるモデルとして使い勝手の良さがある。BRZにもAT車にはアイサイトが装備されたことで、安全装備とスポーツドライビングの両立が可能となっている。

 そのWRX S4 STI performance CONCEPTは、STI定番のアンダースポイラーをフロント・サイド・リヤサイドと装備。リヤアンダーにはメーカー系の装備とはとても思えないような、迫力のディフューザーが装備されている。もちろん保安基準はクリアしており、さらにフロア下を流れてきた空気を整流してくれる。

 もっとも目を惹くアイテムとしては、トランクに装備されたカーボンリヤスポイラーだろう。BRZでも好評を得たドライカーボンリヤスポイラーをS4にあわせてアジャストしている。こちらのアイテムは参考出品となっているが、ぜひとも発売してほしいアイテムだ。

 そのほかに、STIフレキシブルタワーバーや、STIフレキブルドロースティフナーフロント&リヤというパフォーマンスパーツ、STIパフォーマンスマフラーも装備されている。

 2.4リッターエンジンに新開発のスバルパフォーマンストランスミッションを組み合わせて、スポーツドライビングが可能。次世代プラットフォームのスバルグローバルプラットフォームも進化し、全体的にスポーツ性と上質感がレベルアップしている。STIパーツが装着されたことでさらにレベルアップしたことには違いない。

モータースポーツ直系のDNAが注がれているBRZ STI performance

 一方のBRZはスーパーGTでチャンピオンに輝いたことからわかる通り、その素性の良さは間違いない。

 フロント・サイド・リヤサイドのアンダースポイラーが装着され、床面の空気の流れを整えるという他車種と同様の手法を取る。トランク部分にはスーパーGTと同様のスワンネック形状のドライカーボンリヤウイングを装備する。

 屋根上から流れる空気と、床面から上がってきた空気を綺麗に整流しながらダウンフォースを得るのは、まさにスーパーGTから得た知見と技術が詰め込まれたウイングである。

 BBS製アルミホイールのRI-AもスーパーGTマシンから得た、入力に対する剛性の保持と軽量化の両立。さらにスーパーGTと同じ新色のマットブロンズとなっており、BRZユーザーにはたまらない仕様で展示されていた。

 また2月1日〜4月30日までの期間限定で、ドライカーボンGTウイングとBBS RI-Aホイールをセット購入された人には、アルマイト合金製のチャンピオン記念エンブレムがもらえる、チャンピオンパッケージとして販売されるので注目だ。

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