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やっぱり「ホイール」の魔力は絶大! 目線釘付け必至の「最高マッチング」カスタムカー4選【大阪オートメッセ2022】

カッコいいホイールたちのイメージ

ホイールのセットアップは奥が深い!

 2月11日~13日にインテックス大阪で開催された大阪オートメッセ。約600台のカスタムマシンが所狭しと展示され、3日間に渡りギャラリーを楽しませてくれた。いずれも甲乙つけがたい魅力的なクルマではあるが、そこからホイールのセレクトが特に秀逸と感じた4台を、オートメッセウェブ編集部が独断でピックアップした。

トヨタ・ヤリス×ワーク・エモーションRS11

 まずは『ガレージベリー』のヤリスから紹介しよう。アグレッシブな印象のエアロをまとった姿からGRかと思いきや、型式がMXPH10なので4WDでもなく一般的なグレードのヤリスだ。

 純正のイメージを激変させているのは同社のエアロパーツで、スポーティな形状の前後バンパーやサイドステップなどに加え、独創的なデザインを採用したオーバーフェンダーの影響も大きい。保安基準に適合する9mmと極端な出幅ではないものの、純白のボディに対するアクセントとしての効果もある。

 そこに収まるホイールはワーク『エモーションRS11』で、サイズは前後8J×17+20とノーマルから大きくサイズアップ。ブラックのフェイスとシルバーのリム、白と赤のロゴによるコントラストも美しい。ハイパフォーマンスのGRヤリスにも負けない迫力で、かつ上品に仕上げた手腕とセンスはさすがのひと言だ。

マツダ・マツダ3×レイズ・ボルクレーシングG025

 次は広島マツダによるレーシングチーム『HMレーサーズ』が手がける、オリジナルの車高調や吸排気系でチューニングされたマツダ3を。ディーラー直径だけあり各パーツのクオリティは言わずもがな、ルックス/走り/フィーリングのすべてをブラッシュアップする。

 足もとを飾るホイールはレイズの『ボルクレーシングG025』で、サイズはオリジナルのブレーキキットと干渉する心配がない8J×19+48だ。6ポットのキャリパーに345mmのドリルドローターを組み合わせ、強烈な制動力と優れたコントロール性で走りをサポート。開口部を広く取った細身のツインスポークだけに、キャリパーとローターを見せるドレスアップ効果も高い。

日産フェアレディZ×OZペガソ

 続いてはネオクラシック系で、『GARAGE B』のZ31型フェアレディZだ。内外装ともオリジナルの雰囲気を損なわないようカスタムされ、ホイールも往年の大人気モデルであるOZ『ペガソ』をチョイス。

 ノーマルフェンダーに合わせたサイズでリム幅はフロントが10J、リヤが11Jでタイヤはダンロップの『ディレッツァZ III』を組み合わせる。なお本来のエンジンは型式からVG30と思われるが、あえてNA化したRB26DEにスワップ済みだ。

スバルBRZ×STIパフォーマンスホイール BBS

 最後はモータースポーツのDNAが注ぎ込まれた、新型スバルBRZのSTIパフォーマンスを推したい。スーパーGTなどのレース活動で得たノウハウを活かし、保安基準に適合させつつポテンシャルを高めている。

 そんなメーカー直系ワークスが選んだのはBBSが手掛けてたオリジナルアルミホイールだ。ベースとなるのは『RI-A』で、スーパーGTの実戦で使われているホイールと同じ思想、同じ造形で作られた本格的なレース仕様の鍛造1ピース。サイズは18インチでカラーはどんなボディ色にも合うマットブロンズだ。装着パーツはすべて単品での購入が可能で、ホイールは1台分で33万2000円(税抜)となっている。

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