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安物買いの銭失い確定! ケチると痛い目をみるカスタムパーツ5つ

パーツ交換のイメージ

値段重視では満足する性能が得られないことも……

 いくら大好きなクルマ遊びでも使えるお金には限度がある。誰だってチューニング費用やランニングコストは安いほど嬉しく、ついつい『激安』といったキーワードに目を奪われてしまう。

 確かに安いからといって品質が悪いとは限らず、必要にして十分というケースも決して少なくない。しかし、クルマは自分の生命を乗せて走る機械であり、他人に対しての凶器となる可能性もあり得るのだ。値段に釣られてケチると絶対に後悔する、そんなパーツをいくつか紹介してみたい。

ブレーキ関連はできる限り新品を投入したい

 筆頭というべきはブレーキ系。純正のままサーキットを本気で連続アタックする人はいないと思うが、社外品といえども想定しているステージやローターの適正温度域、パワーや車重とのマッチングはよく考えて選ばないと痛い目に遭う。

 以前「先輩にもらった」という中古パッドでサーキットを走り、わずか数周でパッドが剥がれてしまったシーンを見たことがある。前の持ち主がアタリも付けないままサーキットで酷使した、ダクトなど熱対策が皆無だったと原因はひとつじゃないが、安全に大きく影響を及ぼすパーツなので中古は避けよう。

 パッドだけじゃなくローターも同様。研磨できるのはメーカーが指定する厚さまでというのは当然だし、サーキットを走るなら可能な限り新品に交換してほしい。研磨すれば見た目はキレイになりジャダーも消えるだろうが、ローターが薄くなればなるほど熱を帯びやすいのは自明の理。パッドとローターは同時に交換が理想ということを覚えておこう。

タイヤ代を抑えても交換工賃などが高くつことも

 続いてはタイヤ。近年は海外製のパフォーマンスが著しい進化を遂げており、昔ほど「国産じゃなきゃ絶対にダメ」とはいえなくなった。とはいえ、215/45-17でブランドを問わず価格をチェックしてみると、4本セットで最安値と最高値では驚くことに20万円を超える差だ。

 モチロン街乗り用なのかサーキット用なのか、ブランド力によっても大きく異なるだろうが、過酷な使い方をするならそれに見合ったタイヤが必要。しかも交換は組み替えやバランスといった工賃が発生し、安いタイヤだからといってトータルコストはそれまで安くなるワケじゃない。大事な愛車のポテンシャルをサーキットで思い切り、不安なく味わうためにもタイヤには妥協したくない。

値段重視の基準を満たさないホイールは厳禁

 タイヤと組み合わせるホイールも同様。安いからといって出どころも不明なホイールを使うのは危険で、縁石に乗ったら歪むどころかスポークの付け根がすべて折れ、ディスク部分が脱落してしまったシーンを目の前で見たことがある。当然すべての格安ホイールが同じレベルとはいわないが、せめて品質の基準である『JWL』表記があるかは確認しよう。

使用履歴のわからないものには手を出すべからず

 室内で注意すべきはシートおよびシートベルト。有名ブランドの製品が中古で出まわることもあるが、もし過去にクラッシュで大きな衝撃を受けていると、安全性は当初の基準を満たしていない可能性がある。

 それを素人が判断するのは難しく何か起きてからでは遅きに失するため、履歴や製造した時期が分からない中古品や激安の無名メーカー品には、安易に飛び付かず信頼できる商品を信頼できる筋から買うのがベスト。

エンジンの生命線である油脂類は良いものを選びたい

 最後は油脂類だ。エンジンオイルはサーキット走行ごとに交換するので、何度も積み重なれば結構なコストになってしまう。つい「休み休み走るから安いので」となる気持ちも分かるが、万が一エンジンブローを起こしたら修理代はオイルどころじゃなく、一緒に走っている人やサーキットにまで迷惑をかける可能性もある。メンテナンスの費用が捻出できないなら走るのはあきらめる、くらい覚悟でいたほうが結果的に出費も抑えられるはずだ。

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