サイトアイコン AUTO MESSE WEB(オートメッセウェブ)

クルマいじりはお金じゃない! 貧乏カスタムの極意4つ

製品イメージカット

お金を節約してもカッコよく見せることはできる

 愛車のカスタムにお金が必要なことは十分に承知。とはいえ、誰しも使える予算には限りがある。実際に性能が上がるかどうかは別として、低価格でルックスを大きく変えることができ、かつ安っぽくも見えないパーツを紹介したい。

手軽に車高を下げられる「ローダウンスプリング」

 まずは足まわりでローダウンスプリング。お金に余裕があれば車高調やエアサスを使うところだが、安くかつ手軽に済ませるならスプリング交換で十分だろう。メーカーや車種によってはダウン量の異なる製品を複数ラインアップしていたり、線間密着している部分をカットし車高をある程度セッティングできるな製品もある。

 そして何よりのアドバンテージは価格。安く見積もっても車高調ならパーツ代だけで10万円、エアサスなら50万円~とそれなりの出費になる。それがローダウンスプリングであれば2~5万円で済むし、最近は純正ダンパーとの相性がいい製品も多くあるため、乗り心地が極端に悪くなるという可能性も低いはずだ。

迫力あるリヤビューを演出できる「マフラーカッター」

 次はマフラーカッター。純正マフラーのテール部分に被せるだけと装着はカンタンで、カラーや形状もさまざまな種類があってカスタムの自由度が高い。昔のマフラーカッターは見るからに後付け感たっぷりで、むしろクルマ好きから敬遠されることも多かった。しかし現在は製品そのもののクオリティが高くなったり、車種ごとの専用設計で違和感がないフィッティングなど、立派なドレスアップの手法として広く認識されている。

 またマフラー本体を交換するワケじゃないので音量は変わらず、近所や職場に配慮が必要な人にとっても最適なパーツだろう。

車種専用設計で雰囲気を一変できる「シートカバー」

 次は室内に目を移してみたい。ホールド性やロングドライブの疲労軽減、そして見た目のイメージを大きく変えるのはシート。ただし運転席と助手席をレール込みで交換すると、軽く20万円~の出費は覚悟しなければならない。

 そこで注目したいのがシートカバーだ。昔は大半が汎用で汚れの防止になってもドレスアップ的にはイマイチと、正直いいイメージを持っていないクルマ好きが多いと思われる。しかしマフラーカッターと同じで最近は車種ごとの専用設計が多く、言われなければカバーと気付かないレベルの製品も珍しくない。

 生地もパンチング加工を施した本革やアルカンターラなど多彩で、好みはモチロンほかの内装とコーディネイトしやすいのも大きな魅力だ。高品質がゆえに後席まで含めると5万円を超えるケースもあるが、それでもシート本体の交換よりはるかに安上がりなのは確かだ。

貼り付けるだけでレーシーさがアップする「カーボンシート」

 最後はボンネットやルーフへのカーボンシート貼り付け。本物のカーボンボンネットを買うとすれば5万円~、ルーフは切った貼ったの加工が必要で数十万円、でもシートを自分で貼れば1万円もかからない。

 継ぎ目を見せないとか気泡を入れないといった、カッコよく仕上げるコツやテクニックは必要だが、費用対効果と見た目のインパクトは絶大なはず。ほかにもアイディアしだいで使い道は色々あるはずだし、飽きたら剥がすだけで元どおりになるのも手軽でいい。

モバイルバージョンを終了