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意外と知らない愛車のSOSサイン! 感じ取ったら壊れる前にすぐ対処すべき事例4つ

愛車を確認する女性

乗り慣れてしまうと変化には気が付きにくいもの

 クルマは日々わずかづつ劣化しているはずだが、頻繁に乗るほど気が付かないものでもある。では、どのような症状が出ていたら愛車はお疲れモードなのだろうか? その前兆を紹介しよう。

お疲れ症状その1:セルモーターがゆっくり回っている

 これはかなり気が付きにくい症状。昨日よりも今日、今日よりも明日の方がセルモーターの回転はほんのわずかに遅くなっている。それはバッテリーの劣化とセルモーター自体の劣化が原因。

 バッテリーはわずかに劣化してくるので、少しずつセルモーターの回転にも元気がなくなってくる。バッテリーを交換すると「え、こんなにセルモーターってキュンキュン速く回ったっけ!?」となるわけである。

 いつの間にかバッテリーが劣化してくると、ある日突然エンジンが掛からない日がやってくる。夏場も冬場もバッテリーには厳しい季節。夏場はエアコン使用で渋滞にハマったりすると、充電量が十分でないなか、電動ファンとブロアファンに電気が食われ、バッテリーには厳しい。冬場はそもそも寒いとバッテリーに厳しいので、これまたバッテリーが上がりやすい。定期的にバッテリーの電圧の確認をして落ちてきているようであれば、早めの交換が必要となる。

 セルモーター自体も長年使っていると元気がなくなってくる。これは経験上だが、製造から20年以上経つとセルモーター自体が劣化してくる場合が多い。20年というとはるか昔だが、最後のシルビアであるS15やR34GT-Rが約20年と考えると、わりと最近と感じてしまったり……。

お疲れ症状その2:段差を超えるとキコキコ音がする

 サスペンションがストロークするたびに同時に「キコキコ」などと音がし始めたら、足まわりがかなり怪しい。サスペンション自体の劣化だったり、ブッシュがガチガチに硬くなって、動くたびに音が発生したりする。

 直すにはそれぞれ新品交換が必要。というか、もし、ノーメンテでサスから音がするようであれば、予算があればブッシュも交換するべき。逆も同じでブッシュから音がするようなら、サスペンションも無交換ならそろそろ換える時期が来ている。

 ブッシュ類の劣化は知らずしらずのうちにハンドリングを悪化させている。そうなると純正新品に交換しても明らかにシャキッとする。ついでに強化ブッシュを入れるのも手。工賃はどちらも変わらないので、この際だからと強化品にするのもありだ。ちなみに日産などは、純正部品がかなり高騰している場合があり、社外強化ブッシュの方が安いこともある。

お疲れ症状その3:ステアリングの中立付近の反応がない

 これも慣れてしまうとわからないが、まっすぐに走っているときにステアリングの中立付近の手応えや反応が弱くなっていないだろうか。ステアリングラックを固定するブッシュなどがお疲れになってくると、ステアリングに対する反応が曖昧になってくる。

 だからといってすぐに壊れて動かくなくなるようなことはないが、高速道路移動が多いとかなら格段に疲れやすくなっているはず。ステアリングラックのマウントブッシュをリフレッシュすると、シャープでキビキビとしたハンドリングが復活する可能性が高い。

お疲れ症状その4:ブレーキを踏むとペダルタッチがフカフカ

 ブレーキがガッチリとしたペダルタッチではなく、ふわっとした曖昧なものだとあちこちにトラブルがあるかもしれない。ブレーキフルードにエアが噛んでいたり、パッドやローターが減っていることでも曖昧なペダルタッチになりやすい。

 そして、忘れちゃいけないのがハブベアリングだ。車輪を保持しているハブベアリングが劣化してくると、微妙にタイヤとブレーキローターごと左右に振れながら回転するようになる。そうするとキャリパーピストンもわずかに戻されていて、ブレーキを踏むたびにペダルストロークが大きくなってしまうのだ。ブレーキだけでなく、ハブベアリングのチェックもオススメしたいポイントだ。

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