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バンライフはいま「天然木」ブーム! すぐにできるDIYカスタムと注意点をお教えします

7th.e_lifeのベッドキット

デニムとウッドを使った落ち着いた雰囲気のベッドスペース

商用車オーナーたちが注目するウッディなレトロカスタムとは

 コロナ禍というご時世もあってか流行の兆しを見せているバンライフ。なかでもミニバンや商用車オーナーたちがさまざまなカスタマイズを楽しんでいて、とくに外装よりも車内で長時間触れることになる内装に力を入れているのが特徴と言えるだろう。

DIY派も急増しているバンライフカスタム

 そんなワンボックスバンの内装カスタムは市販のキットを使うユーザーが多い反面、ホームセンターなどで材料を購入して、自分で使いやすい空間を実現するためにDIYで作業している人も多く見られる。なかでも天然木を使用した棚や床、壁面などを施工しているユーザーを多く、これはホームセンターで材料が入手できる点や加工のしやすさが第一に挙げられる。

 また、基本的に無機質な雰囲気になりがちな商用車の荷室に天然木を使用するメリットとして、自然な温かみを感じることができるほか、防音、断熱効果にも優れるだけでなく、吸湿したり、逆に加湿してくれる天然木ならではの特色というのも快適な車内空間を作り上げるのにひと役買ってくれるのだ。

天然木なら経年していく味を楽しむこともできる

 そして天然木は使い込めば使い込むほど味が出てくるため、キズや汚れさえもドレスアップの一環となる点も鉄やプラスチックにはない特徴となっている。天然木を使った内装に仕上げたいものの、そこまでのDIYスキルがない……という人も、一部車種においてはプロショップから天然木を使用したアイテムがリリースされているので、それをベースにして少しずつ自分らしくアレンジしていくというのも面白いかもしれない。

デメリットをしっかり理解してカスタムしたい

 とはいえ内装を全て天然木にするとなるとコストや手間、重量もかさんでしまうため、場所によっては木目調の壁紙などを活用してコストダウンを図るなどしているユーザーもいるので、この辺りは悩みながら作り上げていくというのも楽しみのひとつだ。

 ただし保安基準で「運転者室等の内装材料」に定められている部分においては難燃素材を使用することが義務付けられているため、DIYで作業する場合は注意が必要になる。現在、木製の板(合板を含む)は厚さが3ミリ以上あれば難燃性の材料とみなされるので、あまり薄く加工したものはNGとなってしまうことをお忘れなく。

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