持続可能なモビリティと革新的なデザインの未来とは
日産自動車は2023年3月1日(水)まで、グローバル本社ギャラリーにおいて、“日産が考える持続可能なモビリティと革新的なデザインの未来を体感できる”イベント「Nissan FUTURES」を開催している。同社はユーザーや社会のニーズを深く理解し、よりクリーンで安全でインクルーシブな世界の実現に貢献すべく、このイベントなどを通じて双方向の対話の機会を創出していくという。
展示などの情報はWebの特設ページでも発信
テーマは「Sustainability(サステナビリティ)」「Economy(エコノミー)」「Innovation(イノベーション)」「Culture(カルチャー)」の4つ。
「Nissan FUTURES」では電動化技術や知能化技術、エネルギーマネジメント、バッテリー二次利用などにおける日産のイノベーションを紹介する参加型イベントや、専門家を招いたパネルディスカッションなどを用意する。また、これらには、会場だけでなくオンラインでも無料で参加することが可能に。展示などの情報はWebの特設ページでも発信される。
今回のポイントのひとつは「TALK 4 FUTURES」と名付けられた、期間中の毎週土曜日(13時30分〜14時30分)にグローバル本社ギャラリーで開催されるパネルディスカッションだ。その週のテーマにおける専門家やZ世代を含めた人々に影響力をもつ著名人などをゲストに、日産社員を交えてオープンな対話を目指したディスカッションを行っていくという。ちなみに、2月25日は「“クルマ”に未来はあるのか?」という、これまでのディスカッションを総括するともいえるテーマで行われる。
さらに2月25日にはオンラインスペシャルトークセッションをYouTubeで公開開始予定。3月にスタート予定の電気自動車(日産アリア)による北極から南極までの大陸を縦断する「Pole to Pole」に挑む冒険家のラムゼイ夫妻と、元宇宙飛行士である野口聡一氏に、「挑戦する」とはどういうことなのか、を語ってもらうという。
EVOコンセプトスポーツ「Max-Out」もお披露目
「Sustainability(サステナビリティ)」ではEVやバッテリー再利用だけでなく、人や街の活性化などの包括的な取り組みを紹介。“走る蓄電池”としてのEVと家やビルを繋ぎ、エネルギーをシェアするシステムなどが展示される。また、福島県浪江町でのスマートモビリティ実証実験で用いられている乗合ミニバスなどが展示されている。
Economy(エコノミー)」では日産のBEVをはじめとした電動化モデルラインアップを展示。e-POWERの秘密が分かる、アクセルを踏むと走るミニカーも体験できる。「Innovation(イノベーション)」はE-4ORCEを体感できるラジコンを用いたシミュレーターなどを配置。新たな価値を提供する、日産のイノベーション哲学を体感できるコンテンツを用意した。
「Culture(カルチャー)」にはクルマ文化に影響を与えた名車たちを展示。ダットサン・フェアレディやBe-1が並ぶ。そして今回の目玉である、2021年11月にバーチャルでお披露目されたEVオープンカー「Max-Out」の実車も公開されている。
Max-Outは“持続可能で革新的なモビリティを普及させていく日産の決意を具現化”したモデルとされ、室内後方に収納できるシートや全個体燃料を用いたEVテクノロジービジョンなどが採用された、超軽量で超低重心なコンセプトカー。さらに、Max-Outでの未来のドライビングが体感できるシミュレーターも用意されている。
なお、双方向の対話の一環として、「あなたの答えが未来をつくる!」と題し、4つのテーマを軸にユーザーなどからの意見を広く募集中。ハッシュタグ #あなたの答えが未来をつくる をつけてTwitterでコメントすれば、テーマごとに会場のディスプレイにも表示される。この「ひとりひとりの声に耳を傾け、新たな気づきを発見するために語り合うイベント」で、未来を体感してみてはいかがだろうか。
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